
目次
バイナリーオプションにおけるダイバージェンスとは
バイナリーオプションにおける「ダイバージェンス」とは、実際のローソク足の動きとオシレーター系インジケーターの動きが逆行している現象のことを言います。
代表的なオシレーター系インジケーターには、RSI、CCI、MACDなどがあります。
例えば上の画像ではローソク足の動きが上方向に推移しているのに対し、CCIは高値を切り下げています。
これがダイバージェンスの一例です。
トレンド中にダイバージェンスが発生した場合、トレンドの勢いが弱まっているサインとなり、その後相場が反転したり、レンジ相場になる傾向にあります。
バイナリーオプション攻略においてトレンド転換を予測する際に役立つので、ぜひ覚えておきましょう。
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つオシレーター系インジケーター6選
なぜダイバージェンスが起こるのか
この項目では、ダイバージェンス発生のメカニズムについて解説致します。
ダイバージェンス現象が起こるオシレーター系インジケーターは、一定期間の値幅に対する直近値の位置やポテンシャルを計算し、チャートに示します。
つまり、相場の過熱感(買われ過ぎや売られ過ぎ)を表します。
トレンド発生中、値動きに勢いがあればオシレーター系の数値は上昇しますし、勢いがなくなればオシレーター系の数値は下がります。
ローソク足が高値(安値)を更新しているのにオシレーター系が逆の動きをしているということは、トレンドそのものの強さや勢いが弱まっているということです。
下の画像は下降トレンド中のローソク足とCCIを表示したものですが、トレンドの勢いが強い時はどちらも安値を切り下げていることが分かります。
つまりダイバージェンスは「トレンドの行き詰まり」を示すシグナルとなり、結果的にレンジ相場へ移行したりトレンド転換しやすいというわけです。
バイナリーオプションにおけるダイバージェンスの使い方
バイナリーオプション攻略において、ダイバージェンスは「このトレンドはまだ継続するのか?反転するのか?」を判断する指標となります。
もちろんダイバージェンスが出たら必ずトレンドが収束するとはかぎりませんが、トレンド中に順張りを仕掛けているときなどに「そろそろ流れが変わるかもな」という準備が出来るため、負けを減らすことに繋がります。
関連記事→トレンド反転・継続パターンを見極めてバイナリーオプションを攻略する方法
バイナリーオプション攻略によく用いられる有名なチャート理論 “ダウ理論”では、「高値と安値がそれぞれ切り上がっている時は上昇トレンドが継続し、高値と安値がそれぞれ切り下がっている時は下降トレンドが継続する」と定義づけられています。
しかし同時に「平均は相互に確認されなければならない」という理論も定義づけられています。
これは相関性のある2つの指標がトレンド発生を示すことで、明確なトレンドが判断できるということです。
関連記事→バイナリーオプションをダウ理論で攻略!6つの基本原則とは?
ローソク足の動きだけでなくオシレーター系インジケーターの動きでもトレンド継続が確認できれば、順張りの根拠が高まります。
その判断に役立つのがダイバージェンスというわけです。
レギュラーダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの違い
ここまで、ダイバージェンスはトレンド収束のサインと解説しましたが、実はダイバージェンスは大きく分けて2種類があります。
①レギュラーダイバージェンス:トレンド収束のシグナル
②ヒドゥンダイバージェンス:トレンド継続のシグナル
ここまで解説したのは通常のダイバージェンス(レギュラーダイバージェンス)です。
ヒドゥンダイバージェンスもレギュラーダイバージェンスと同じくローソク足とインジケーターが逆行する現象なのですが、トレンドの継続という異なる動きのシグナルとなるため、注意が必要です。
この2種類のダイバージェンスの違いは、見つけ方にあります。
以下より詳しく解説しますので、しっかり違いを理解しておきましょう。
レギュラーダイバージェンスの見つけ方
まずレギュラーダイバージェンスの見つけ方についてです。
上昇トレンド:
ローソク足の高値同士の傾きとインジケーターの傾きを比較
下降トレンド:
ローソク足の安値同士の傾きと、インジケーターの傾きを比較
レギュラーダイバージェンスの場合、「上昇トレンドは上に引く、下降トレンドは下に引く」と覚えておきましょう。
次に、ヒドゥンダイバージェンスの見つけ方を解説します。
ヒドゥンダイバージェンスの見つけ方
ヒドゥンダイバージェンスの見つけ方は以下の通りです。
ローソク足の安値同士の傾きと、インジケーターの傾きを比較
下降トレンド:
ローソク足の高値同士の傾きと、インジケーターの傾きを比較
レギュラーダイバージェンスが高値同士(上昇トレンドの場合)に注目するのに対し、ヒドゥンダイバージェンスは安値同士に注目します。
上昇トレンド中の価格調整で、ローソク足は上昇しているがオシレーター系インジケーターが売られ過ぎを示しているので、上昇継続が継続・もしくはより強くなるだろうという考え方です。
バイナリーオプションにおいて、ヒドゥンダイバージェンスはトレンド継続中の押し目買い・戻り売りのポイントとして役立ちます。
関連記事→バイナリーオプションで高勝率な順張りおすすめ攻略法
ダイバージェンスを利用したバイナリーオプション攻略法
この項目では、ダイバージェンスを活用したバイナリーオプション攻略法をご紹介致します。
ダイバージェンスはオシレーター系インジケーターであれば大抵の場合使用可能ですが、今回はその中でも特にダイバージェンスと相性の良い「CCI」を使ったおすすめの手法をご紹介します。
攻略手順は次の通りです。
CCIのダイバージェンスを使った攻略法手順
- インジケーターを設定する
- トレンドを確認する
- ヒドゥンダイバージェンスを確認したらトレンド方向に順張りする
- レギュラーダイバージェンスを確認したらトレンド収束の準備をする
攻略手順①インジケーターを設定(CCI、移動平均線)
まず、インジケーターを設定します。
CCIは「挿入」→「インジケーター」→「オシレーター」→「Commodity Channel Index」で表示します。
設定は初期値のままです。(期間:14、適用価格:Close)
詳細記事→CCIを使ったバイナリーオプション攻略法
また、今回の攻略法はトレンド相場を狙いますので、トレンドを確認出来るインジケーターも使用します。
トレンドの確認方法は様々なものがありますが、期間の違う3本の移動平均線を表示してパーフェクトオーダーを確認する方法が、分かりやすくておすすめです。
今回は短期21日、中期50日、長期100日の移動平均線を設定します。
ダイバージェンス攻略手順②トレンドを確認する
次に、3本の移動平均線でトレンドを確認します。
上の画像では3本の移動平均線が全て上方向を向いている上昇パーフェクトオーダーが確認できます。
強い上昇トレンドと判断できますので、トレンド中の押し目ポイントを狙っていきます。
上の画像のように、トレンド中に一時的に下落し、ローソク足が短期移動平均線に触れた後は反発しやすいという特徴があります。
これだけでも押し目エントリーの判断に役立ちますが、今回はトレンド継続のシグナルとなるヒドゥン・ダイバージェンスを見つけてさらに勝率の高いポイントを狙っていきます。
ダイバージェンス攻略手順③ヒドゥンダイバージェンスを確認したらトレンド方向に順張り
上昇トレンドの場合、ヒドゥン・ダイバージェンスはローソク足とCCIの安値同士に注目します。
下の画像の様に、ローソク足は安値を切り上げているがCCIは安値を切り下げているような状態がヒドゥン・ダイバージェンスです。
ダイバージェンスに加え、ローソク足が短期移動線にタッチした後反発していることも確認できます。
トレンドが継続する可能性が高いと判断し、赤丸の部分でHIGHエントリーします。
取引時間は少し長め(15分〜)にするのがポイントです。
詳細記事→バイナリーオプション15分取引攻略法
ダイバージェンス攻略手順③レギュラーダイバージェンスを確認したらトレンド収束の準備をする
この攻略法ではトレンド継続のシグナルが続く限り順張りを仕掛けますが、同時にトレンド収束のシグナルも見ることができるのがメリットです。
トレンド収束を示唆するレギュラーダイバージェンスは、ローソク足とCCIの高値同士に注目します。
下の画像では、ローソク足の高値同士は右斜め上に傾いているのに対し、CCIは右斜め下に向いています。
上昇トレンドの勢いが弱まっていると判断できるため、一旦順張りをストップします。
レギュラーダイバージェンスと併せて、他のトレンド反転シグナルも確認しましょう。
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つトレンド系インジケーター3選
ダイバージェンスと併せて高勝率をキープするバイナリーオプション攻略法
今回、2種類のダイバージェンスを利用したバイナリーオプション攻略法をご紹介致しました。
トレンド相場の順張りポイントが分からないという方は、ぜひご活用ください!
実は、今回の攻略法と併せることでさらに勝率が高まるとっておきの手法があり、それを現在期間限定で無料公開しております。
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ダイバージェンスをバイナリーオプションで使う際の注意点
ダイバージェンスをバイナリーオプションで使う際、併用するオシレーター系インジケーターの特徴を掴むことが重要となります。
インジケーター次第では、次のようなことが起こる可能性があります。
- 取引チャンスは多いが勝率が低い
- 勝率が高い分取引チャンスが少ない
今回の攻略法に使用したCCIには次のようなメリットがあります。
CCIのダイバージェンスを活用するバイナリーオプション攻略法のメリット
- 取引チャンスがそこそこある
- 勝率も保てる
以下より、その他のオシレーター系インジケーターでダイバージェンス攻略法を活用する際の注意点について解説いたします。
RSIのダイバージェンスを使う場合の注意点
RSIを使う場合、他のインジケーターと比較すると取引チャンスが数多く現れます。
しかしその分、ダマシのダイバージェンスも多くなります。
RSIとダイバージェンスを併用して短期間で利益をあげたいと考えている方は、マーチンゲールで掛け金を変化させることも1つの手です。
(ただし、マーチンゲールはきちんと回数を決め、守りましょう。)
以下の記事で、マーチンゲールの仕組みと計算方法、注意点について詳細を解説しています。
詳細記事→マーチンゲールを活用したバイナリーオプション攻略法
また、RSIの見方や使い方、RSIを使った他のバイナリーオプション攻略法については以下の記事で解説しています。
詳細記事→RSIを使ったバイナリーオプション攻略法
MACDのダイバージェンスを使う場合の注意点
MACDでダイバージェンスを利用する方も多いと思いますが、こちらは勝率が高い分取引チャンスが少ないです。
しかしMACDはオシレーター系インジケーターでありながらトレンド系インジケーターの要素が強いため、トレンドを掴む上ではおすすめのインジケーターです。
なお、MACDの見方や設定方法、MACDを使った他のバイナリーオプション攻略法は以下の記事にまとめておりますので、こちらも併せてご参考ください。
ダイバージェンスが起こるその他のインジケーター
RSIやMACD以外にも、ダイバージェンスは以下の様なインジケーターで確認することができます。
ダイバージェンス攻略法で安定して利益を上げるにはまずCCIでの取引をおすすめしますが、いずれも使いやすくおすすめのオシレーター系インジケーターです。
ダイバージェンスを利用したバイナリーオプション攻略法まとめ
