
目次
バイナリーオプション攻略に役立つADX/DMIとは
バイナリーオプション攻略に役立つADX/DMIとは、トレンドの強さを表す「ADX」とトレンドの方向を表す「DMI」を合わせたオシレーター系インジケーターです。
ADX(Average Directional Index)は「移動平均値」、
DMI(Directional Movement Index)は「方向性指数」を表します。
ADX/DMIを開発したのは、RSIやパラボリック等多数の有名なテクニカル指標の開発者であるJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニア氏です。
オシレーター系インジケーターですが、バイナリーオプションにおいてはトレンド発生時の順張りを補助するインジケーターとして使われることが一般的です。
関連記事→バイナリーオプションの順張り攻略法
ADX/DMIは3つのラインでトレンドの方向性や強弱を示します。
慣れるまでは判断が難しくなるかもしれないので、以下の項目より見方を解説致します。
しっかり覚えてバイナリーオプション攻略に活かしましょう!
ADX/DMIの見方
バイナリーオプション攻略に役立つADX/DMIの詳しい見方を解説致します。
ADX/DMIには以下の3つの線があります。
①+DI:上昇の勢いを表す指標
②-DI:下降の勢いを表す指標
③ADX:トレンド自体の強さを表す指標
それぞれ詳しく解説いたします。
+DIと-DIの見方
ADX/DMIの指標である+DIと-DIは、簡単に言うと「前日と当日の高値を比較した時の変動幅」を表しています。
+DIライン:
上昇トレンドの強さを表します。
下落トレンド中は20以下での推移が続くことが多く、20〜30のラインを超えると上昇トレンドになる可能性が高まります。
-DIライン:
下落トレンドの強さを表します。
上昇トレンド中は20以下での推移が続くことが多く、20〜30のラインを超えると下落トレンドになる可能性が高まります。
バイナリーオプションにおいては、+DI、-DIの位置を見てトレンドの方向性を確認することに用いられます。
- +DIが-DIより上にある:上昇トレンド
- +DIが-DIより下にある:下降トレンド
+DIと-DIのラインが離れていくほどそのトレンドが強いことが読み取れます。
ADXの見方
ADX/DMIの指標であるADXラインは、トレンドの強弱を示しています。
トレンド自体の強弱であるため、トレンドの方向に関わらず、トレンドが強くなれば上昇します。
バイナリーオプションにおいては、ADXラインが20〜30を超えるとトレンドが強い状態と判断できます。
バイナリーオプションにおけるADX/DMIの使い方
バイナリーオプション攻略におけるADX/DMIの基本的な使い方は次の3つです。
①+DI、-DIのクロス
②ADXの上昇
③ADXとローソク足のダイバージェンス
ADX/DMIの使い方①+DI、-DIのクロス
バイナリーオプション攻略におけるADX/DMIの使い方で最も基本となるのが、+DIと-DIのクロスです。
+DIと-DIがクロスしている場合、強弱の力の強さが入れ替わっており、トレンド転換を示唆します。
例えば、+DIと-DIがクロスして+DIが上になった場合、上昇方向の強さが下落方向の強さを上回っていることになりますので、上昇トレンドになる傾向があります。
しかし、レンジ相場では+DIと-DIが頻繁にクロスしてダマシが多くなるため、注意が必要です。
関連記事→バイナリーオプションのゴールデンクロス・デッドクロス攻略法
ADX/DMIの使い方②ADXの上昇
上昇・下降のどちらかでトレンドが発生すると、ADXラインは徐々に上がっていきます。
目安として、ADXが20〜30を超えたら大きなトレンドに発展する可能性があります。
また、トレンドが終わってレンジ相場に変わるにつれて、ADXは下がっていきます。
ADXラインは上がっても60%くらいが限界になることが多いため、60%を超えたらそろそろトレンドが終わる頃だという目安になります。
ADX/DMIの使い方③ADX/DMIとローソク足のダイバージェンス
バイナリーオプション攻略において、ADX/DMIとローソク足のダイバージェンスに注目する使い方もあります。
上の画像のように、ローソク足は上昇しているように見えるのに、ADXと+DIはどんどん低下する動きになっている場合などです。
上昇トレンドの強さが弱まっているという判断ができるため、その後のトレンド転換に注意が必要な状況と分析することができます。
詳細記事→ダイバージェンスを利用したバイナリーオプション攻略法
ADX/DMIを使ったバイナリーオプション攻略手法解説
では、ADX/DMIを使ってバイナリーオプションを攻略する具体的な手法を解説します。
ADX/DMIを使ったバイナリーオプション攻略手法の手順
- MT4でADX/DMIを設定
- +DIと-DIのクロスを確認
- ADXの数値を確認
ADX/DMI攻略手順①MT4でADX/DMIを設定
まず、MT4でADX/DMIを設定します。
MT4ではADXの省略前の「Average Directional Movement Index」という名前でADXとDMIを表示することができます。
「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Average Directional Movement Index」をクリック。
パラメーターでADXの色と期間(14日)を設定します。
色の設定で+DIと-DIの色を設定します。
レベル表示でトレンドの強さの基準を設定します。
今回は目安を30%とします。
ADX/DMI攻略手順②+DIと-DIのクロスを確認
ADX/DMIの+DIと-DIのクロスを確認します。
- 上昇シグナル:
+DIが-DIを上抜ける - 下降シグナル:
-DIが+DIを上抜ける
しかし、単純に+DIと-DIのクロスだけで判断すると、レンジ相場の時はダマシが発生しやすくなります。
そこで、ADXも加味して、トレンドが発生している時だけエントリーするようにします。
ADX/DMI攻略手順③ADXの数値を確認
ADXでトレンドを判断しつつ+DIと-DIのクロスでエントリーを判断するには、以下の方法がおすすめです。
なお、30%の目安のラインは、過去のチャートの傾向に合わせて適宜変えるようにしましょう。
HIGHエントリー
- +DIが-DIを上抜けた時点でADXが低い時は、ADXが30%を超えるのを待ってエントリー
- +DIが-DIを上抜けた時点でADXが30%より高く上昇傾向の時はその時点でエントリー
LOWエントリー
- -DIが+DIを上抜けた時点でADXが低い時は、ADXが30%を超えるのを待ってエントリー
- -DIが+DIを上抜けた時点でADXが30%より高く上昇傾向の時はその時点でエントリー
ADX/DMIを使ったバイナリーオプション攻略法の注意点
ADX/DMIを使ったバイナリーオプション攻略法には注意点があります。
それは、短時間取引のエントリー判断には向いていないことです。
ADX/DMIは1時間足・4時間足・日足など、周期が長いチャートで使うのに適しています。
そのため、今回ご紹介した攻略手法も、1時間取引で活用することをおすすめします。
バイナリーオプションの短時間取引をする際は、短時間取引に適した攻略法で判断していきましょう。
詳細記事→取引時間でバイナリーオプション攻略!おすすめは何分取引?
以下の記事では、取引時間やインジケーターなどのカテゴリ別に、バイナリーオプションで勝率を高められるおすすめ攻略法をまとめております。
バイナリーオプションで高勝率をキープするおすすめ攻略法
今回ご紹介したADX/DMI攻略法は、トレンド相場でエントリーする際の心強い味方となります。
しかしバイナリーオプションで高勝率をキープするならば、レンジ相場も攻略しなければなりません。
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ADX/DMIでバイナリーオプション攻略!手法解説のまとめ
