
目次
バイナリーオプションにおけるマーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは、バイナリーオプションで負けた場合、勝てるまで賭け金を倍額にして取引していく手法のことを言います。
元々はギャンブルの世界で生まれた資金管理術で、マーチンと略されることが多いです。
バイナリーオプションで利益を上げていくためには分析して勝率を上げることが大前提ですが、
マーチンゲールのように賭け金を調整することで利益が残りやすくなる場合があります。
以下より、マーチンゲール法の計算方法をご紹介します。
マーチンゲール法の計算方法
マーチンゲールの計算方法は非常にシンプルです。
バイナリーオプションで負けたら、次の取引では前回の取引金額の倍額でエントリーするということを、勝つまで繰り返します。
例えば初回エントリー1万円でマーチンゲールを行う場合、負けたら2回目は倍額の2万円でエントリーします。
2回目も負けたら次は4万円(2×2)、さらに負けたら8万円(4×2)、16倍(8×2)、32倍(16×2)…という具合です。
勝ったら次の取引は初回の1万円に戻します。
ペイアウト率2.0倍の取引でマーチンを用いた場合
エントリー回数 | エントリー額 | 勝敗 | 持ち金 |
---|---|---|---|
初回 | 10,000円 | × | -10,000円 |
マーチン1回目 | 20,000円 | × | -30,000円 |
マーチン2回目 | 40,000円 | × | -70,000円 |
マーチン3回目 | 80,000円 | × | -150,000円 |
マーチン4回目 | 160,000円 | × | -310,000円 |
マーチン5回目 | 320,000円 | ○ | +10,000円 |
上の表は、ペイアウト率2.0倍のバイナリーオプション取引において、賭け金を2倍掛けしていった場合の利益を計算しています。
マーチン4回目までは31万円の損失が出ています。
しかしマーチン5回目の取引で勝ったことにより、640,000円(320,000円×2.0倍)のペイアウトが受け取れるため、トータルの損益は+10,000円となります。
マーチンを活用することで、ペイアウト2.0倍の取引の場合は何回連敗したとしても、1回勝てばすべての損失を取り戻すことが可能です。
そのためマーチンゲール法は「理論上は負けない」賭け方と言われています。
関連記事→バイナリーオプション業者ハイローオーストラリアペイアウト率一覧!
一般的なバイナリーオプション取引におけるマーチンゲールのシミュレーション
先ほどご紹介したマーチンゲール法の結果は、あくまでペイアウト率が2.0倍の取引の場合です。
ここでは、一般的なバイナリーオプション取引におけるマーチンゲール法のシミュレーション結果をご紹介致します。
ペイアウト率1.90倍の取引でマーチンを用いた場合
この項では、ペイアウト率1.90倍の取引(ハイローオーストラリアの1分・3分・1時間)で、初回エントリー金額1万円でマーチンゲール法を用いた場合の利益結果をご紹介します。
2倍掛けの場合(左の表)、マーチン3回目までは勝ったらそれまでの損失を取り戻し利益を出せることが分かります。
しかしマーチン4回目以降は、勝ってもトータルで損失が出ています。
そこで賭け金を2.5倍に増やしていった場合のシミュレーション結果が左の表です。
2.5倍掛けの場合、何回マーチンを繰り返しても1度勝てれば利益を残すことができます。
しかし当然賭け金が大きくなるため、連敗して資金がなくなるリスクも高まります。
詳細記事→取引時間でバイナリーオプション攻略!おすすめは何分取引?
ペイアウト率1.85倍の取引でマーチンを用いた場合
今度はペイアウト率1.85倍の取引(ハイローオーストラリアの5分・15分)で、初回エントリー金額は1万円でマーチンをした結果をご紹介します。
2倍掛けの場合(左の表)、マーチン3回目以降で勝っても損失が出ていることが分かります。
つまりこの条件で利益を残すには、マーチンは2回しか使えないということです。
2.5倍掛けの場合(右の表)、先ほどと同じく何回マーチンしても損失を取り返せます。
このように、ペイアウト率と何倍掛けするかによって、損失がチャラになるマーチン回数は変わってきます。
バイナリーオプションでマーチンを使用する場合は、連敗した時の利益をシミュレーションしておくことが大切です。
関連記事→バイナリーオプションで負けない資金管理法を初心者向けに解説
バイナリーオプションにおける逆マーチンゲール(パーレー法)とは
マーチンゲール法と同じく賭け金を調整する攻略法として、逆マーチンゲール(パーレー法)というものがあります。
マーチンゲールは負けた時に賭け金を倍にしてエントリーしていきますが、逆マーチンゲールは勝った時に賭け金を倍にしてエントリーしていきます。
例えば初回エントリーが1万円としたら、勝ったら次は2倍の2万円、また勝ったらさらに倍の4万円、、、という具合に、連勝する限り倍額エントリーを繰り返し、負けたら賭け金を初回の1万円に戻します。
逆マーチンゲール(パーレー法)のシミュレーション
ここでは、ペイアウト率1.95倍の取引(ハイローオーストラリアのターボ30秒)において、逆マーチンゲールを活用した場合の利益のシミュレーション結果を紹介します。
左の表は賭け金を1万円固定にして5連勝した場合の利益です。
右の表は初回1万円エントリーで逆マーチンを用い、5連勝した場合の利益です。
比較してお分かりの通り、逆マーチン(パーレー法)は連勝した場合に大きく儲けられるのが特徴です。
しかしバイナリーオプションにおいて連勝する確率というのは、単純計算でいくと
1連勝:50%、2連勝:25%、3連勝:12.5%、4連勝:6.25%、5連勝:3.125%となります。
つまり、逆マーチン(パーレー法)はよほど勝率が高い時でないと大きく稼げる可能性は低く、むしろ大きな金額でエントリーして負けた場合、一気に損失となります。
下の表は、同じ条件(ペイアウト1.95倍、初回エントリー1万円)で20回取引した場合の利益シミュレーションです。
20戦10勝10敗、勝率は50%に設定しています。
上の表を見てお分かりの通り、勝率50%でもトータルの損益は大きくマイナスになっていることが分かります。
ちなみに、マーチンや逆マーチン法のように掛け金を変える攻略法として「モンテカルロ法」というものもあります。
以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はご覧ください。
関連記事→モンテカルロ法でバイナリーオプションは攻略可能なのか
マーチンゲールを使用するなら、まずは根拠のあるエントリーを心がけよう
ここまで解説したとおり、マーチンを使ってバイナリーオプション取引をする場合、よほど資金に余裕がある人以外は、損失を取り戻す前に資金が尽きる可能性もあります。
そのため、一定以上の勝率を保つこと、根拠の高いエントリーポイントを探すことを心がけましょう。
マーチン取引の落とし穴は、「負けてもマーチンを使えば大丈夫」という思考に陥って、分析が適当になってしまうことです。
自分の試す手法をしっかりと理解した上で、勝率が高いと判断できる場合にのみマーチンゲールを使用しましょう。
以下の記事では、バイナリーオプションの勝率が上がるおすすめ攻略法ををまとめてご紹介しておりますので、ぜひご参考ください。
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マーチンゲールを活用したバイナリーオプション攻略法
ここでは、マーチンゲールを活用してバイナリーオプションを攻略するためのポイントを解説していきます。
マーチンゲールは資金管理が非常に重要ですので、以下の2点は最低限抑えておきましょう。
- マーチンを資金の何%でやるか決める
- 資金に見合ったマーチン回数を決める
マーチン攻略ポイント①マーチンを資金の何%でやるか決める
バイナリーオプションにおけるマーチンゲール攻略ポイント1つ目は、マーチンを資金の何%でやるか決めることです。
「マーチンを繰り返した結果、口座資金が尽きていた…」ということもあり得るのが、マーチンの恐ろしいところです。
まず具体的に決めるべきは、「1セットのエントリー総額を資金の何%までにおさめるか」ということです。
例えば資金が50万円あり、1セットのエントリー総額を資金の10%以内に収めると決めた場合、1セットのマーチンに当てられる金額は5万円となります。
バイナリーオプションにおいて、このように細かい取引のルールを決めておくことは非常に重要です。
関連記事→バイナリーオプション初心者向けに取引ルール作りを解説
マーチン攻略ポイント②資金に見合ったマーチン倍額と回数を決める
バイナリーオプションにおけるマーチンゲール攻略ポイント2つ目は、資金に見合ったマーチン倍額と回数を決めることです。
先ほどの例では1セットのエントリー総額を5万円と決めました。
5万円以内でペイアウト率1.90倍・初回エントリー1万円・マーチン2倍で取引する場合、「初回のエントリー+マーチン2回の取引」を行うことができます。
しかし仮に資金が3万円の場合、マーチンは1回までしか行えません。
資金に余裕があるとしても、マーチンは回数が多くなればなるほどメンタルを冷静に保つことが難しくなります。
そのためバイナリーオプションにおけるマーチン回数は、多くても3回までとすることをおすすめします。
詳細記事→バイナリーオプションのメンタル管理術を初心者向けに解説
結局バイナリーオプションでマーチンゲールは使うべきか?
今回、マーチンゲールの計算方法や攻略ポイントを詳しくご紹介しましたが、バイナリーオプションにおけるマーチンには賛否両論あります。
マーチンゲールは十分な資金がないと破産してしまうこともありますし、負けが続くとメンタルがブレてしまいますので、全ての人に適しているとは言い難い手法です。
しかし、次のような人にはとても有効な手段だと考えています。
マーチンゲール手法がおすすめな人
- 資金に余裕がある
- 資金管理ができる
- 根拠のあるエントリーポイントが分かる
- 負けても冷静な判断が出来る
僕の意見としては、しっかりと相場を分析した上でのマーチンはとても有効だと思います。
そのため、高い確率で「勝てる」と思った場合にのみ使うことが大前提です。
バイナリーオプションにおけるマーチンはあくまでも「膨らんだ損失を取り戻す手段」ということを認識し、自分の資金を考えながら冷静に攻略法を実践していくことをおすすめします。
バイナリーオプションのテクニカル分析・資金管理・メンタル管理を徹底的に学ぶ方法
ここまで解説したように、バイナリーオプションでマーチンゲールを的確に使うならば「しっかりした相場分析」「資金管理」「メンタル管理」が必要になります。
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マーチンゲールを活用したバイナリーオプション攻略法まとめ
