
目次
バイナリーオプション攻略に使えるストキャスティクスとは
ストキャスティクス(Stochastic oscillator)とは、ジョージ・レーン氏により考案されたオシレーター系インジケーターです。
一定期間における高値と安値を活用し、現在の価格がどのくらいの位置にいるのかということを数値化して「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するのに役立ちます。
バイナリーオプションにおいて、相場の反転を見極める逆張り手法に使われるのが一般的です。
関連記事→レンジ相場におすすめ!バイナリーオプション逆張り攻略法
ストキャスティクスとRSIの違い
ストキャスティクスとよく似たインジケーターにRSIというものがあります。
この2つの違いとして、RSIは1本の線で買われ過ぎ・売られ過ぎを判断しますが、ストキャスティクスは「%K」と「%D」という2つの線で買われ過ぎ・売られ過ぎを判断します。
%Kは一定期間の値幅を100として、現在の価格がどの水準にいるかという数値を算出したものです。
%Dは%Kを移動平均化し、滑らかにしたものです。
例えば、%Dを%Kが上抜ける動きとなると、直近で上昇の勢いが平均よりも強まってきたと判断することが出来ます。
このように、ストキャスティクスは2つの数値を見ることにより、明確に売買シグナルを読み取れることが特徴です。
詳細記事→RSIを使ったバイナリーオプション攻略法
MT4でストキャスティクスを設定する方法
MT4でストキャスティクスを実際に表示してみましょう。
ストキャスティクスは「挿入」→「インジケーター」→「オシレーター」→「Stochastics Oscillator」で表示することが出来ます。
ストキャスティクスのおすすめ設定期間
バイナリーオプション攻略におけるストキャスティクスのおすすめ設定期間は以下の通りです。
ストキャスティクスの設定
- +%K期間:14
- +%D期間:3
- スローイング:3
+%K期間はデフォルトでは5となっていますが、そのままだとちょっとした値動きにも敏感に反応するため、騙しにつながります。
そのため、9や14にすることをおすすめします。
スローイングとは、スローストキャスティクスにする場合の移動平均の期間です。
この数値を1に設定するとファーストストキャスティクスとなり、2以上に設定するとスローストキャスティクスになります。
スローストキャスティクスはシグナルが少し遅く出るというデメリットがありますが、確実に反転されたことを確認してからエントリーできるため、よりバイナリーオプションの勝率が安定させることが可能です。
バイナリーオプションにおけるストキャスティクスの使い方
バイナリーオプション攻略におけるストキャスティクスの使い方について解説いたします。
- 買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する
- 2本のラインのクロスでエントリータイミングを判断する
ストキャスティクスの使い方①買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する
バイナリーオプション攻略におけるストキャスティクスの使い方1つ目は、買われ過ぎ・売られ過ぎを判断することです。
ストキャスティクスを表示すると、右側に0〜100の数字があります。(画像の黄枠内)
- 80を上回っている:「買われ過ぎ」の状態
- 20を下回っている:「売られ過ぎ」の状態
と判断することができます。
ストキャスティクスの使い方②2本のラインのクロスでエントリータイミングを判断する
バイナリーオプション攻略におけるストキャスティクスの使い方2つ目は、2本のラインのクロスでエントリータイミングを判断することです。
ストキャスティクスを見ていると「+%K期間(緑)」が「+%D期間(赤)」を突き抜けたり、突き下げたりするポイントがあります。
このクロスを「ゴールデンクロス」「デッドクロス」と言い、その後相場が反発するサインと捉えることが出来ます。
- ゴールデンクロス:
20以下のエリアでSlow%K(緑)がSlow%D(赤)を下から上に抜ける
→その後価格が上がる可能性が高い - デッドクロス:
80以上のエリアでSlow%K(緑)がSlow%D(赤)を上から下に抜ける
→その後価格が下がる可能性が高い
この方法はストキャスティクスの最も一般的な使い方です。
バイナリーオプションにおいて、「ゴールデンクロス」「デッドクロス」は有力なエントリー判断となりますので、ぜひ覚えておきましょう。
関連記事→バイナリーオプションのゴールデンクロス・デッドクロス攻略法
ストキャスティクスを使ったバイナリーオプション逆張り攻略法
では、実際にストキャスティクスを使ったバイナリーオプション攻略法を解説していきます。
ここではストキャスティクスと相性の良いインジケーター「ボリンジャーバンド」を組み合わせて、反発ポイントを分析する逆張り手法をご紹介します。
攻略手順は次のようになります。
ストキャスティクスを使ったバイナリーオプション攻略手順
- ストキャスティクスとボリンジャーバンドを設定
- レンジ相場であることを確認
- ローソク足がボリンジャーバンドの線に触れるのを確認
- ストキャスティクスのゴールデンクロス、デッドクロスを確認
- 逆張りでエントリー
ストキャスティクス攻略手順①ストキャスティクスとボリンジャーバンドを設定
まず、インジケーターを表示します。
ボリンジャーバンドは次のように設定します。
ボリンジャーバンドの設定
- 表示方法:「挿入」→「インジケーター」→「トレンド」→「Bollinger Bands」
- 偏差:21
- 偏差:3
ストキャスティクスは先ほどと同じように、以下の設定で表示します。
ストキャスティクスの設定
- +%K期間:14
- +%D期間 :3
- スローイング: 3
ストキャスティクス攻略手順②レンジ相場であることを確認
この攻略法は、高値と安値が一定の範囲で行ったり来たりするレンジ相場で使います。
ボリンジャーバンドで、エクスパンション(トレンド前のバンドの広がり)が起こっていなくて、バンドが平行になっていることを確認しましょう。
上の画像の四角で囲った部分がレンジ相場になります。
以下の記事では、ボリンジャーバンドの基本的な使い方を解説していますのでぜひご覧ください。
詳細記事→ボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプション攻略法
ストキャスティクス攻略手順③エントリーポイントを確認
上の画像で、ローソク足がボリンジャーバンドの±3σにタッチした後、反発しているのがわかると思います。
その瞬間を見つけたら、ストキャスティクスに注目し、ゴールデンクロス、デッドクロスが発生していたらエントリーします。
HIGHエントリー
- ローソク足がボリンジャーバンドの-3σにタッチ
- ストキャスティクスでゴールデンクロス発生
(20以下のエリアでSlow%K(緑)がSlow%D(赤)を下から上に抜ける)
LOWエントリー
- ローソク足がボリンジャーバンドの+3σにタッチ
- ストキャスティクスでデッドクロス発生
(80以上のエリアでSlow%K(緑)がSlow%D(赤)を上から下に抜ける)
ストキャスティクスと併せてさらに高勝率なバイナリーオプション攻略法
今回はストキャスティクスとボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプションの逆張り攻略法を解説いたしました。
このストキャスティクスは、レンジ相場に効果的なインジケーターです。
トレンドが強い場合、ストキャスティクスで反転サインが出ていても、「騙し」と言われる予測を裏切る動きになる場合もあります。
騙しに合わないためにも、ローソク足の形やパターン、他のインジケーターを見て総合的に分析・判断することがポイントです!
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ストキャスティクス以外のバイナリーオプションおすすめ攻略法
バイナリーオプションにはストキャスティクス以外にも、様々な攻略法があります。
マスターすることで、トレンド相場でもレンジ相場でも状況に応じた分析ができて、さらに勝率アップが望めます。
そんな色々な場面で使えるバイナリーオプション攻略法については、以下の記事にまとめておりますので、是非ご参照ください。
バイナリーオプションで勝つには、インジケーターの特徴やローソク足の形・パターンなど、様々な要素から分析することが大切です。
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ストキャスティクスを使ったバイナリーオプション攻略法まとめ
