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バイナリーオプション攻略に役立つオシレーター系インジケーターとは
バイナリーオプションを攻略するためには、チャートから将来の値動きを予測するテクニカル分析が欠かせません。
そしてそのテクニカル分析をする際、売買の重要な根拠となるのが「インジケーター」です。
インジケーターは、大きく分けて
- トレンド系
- オシレーター系
の2種類に分けられます。
それぞれのインジケーターは、以下のような特徴を持ちます。
- トレンド系:
トレンドの認識や発生を予測するのに役立つ - オシレーター系:
相場の過熱感(買われ過ぎ・売られ過ぎ)やトレンドの転換点を予測するのに役立つ
簡単にいうと、トレンド系は「相場の大まかな流れ」を見ることに使い、オシレーター系は「過熱感などの直近の状況」を判断するものになります。
オシレーター系がバイナリーオプションの逆張り向きと言われる理由
一般的に、バイナリーオプションのテクニカル分析においては
- トレンド系インジケーター:順張り向き
- オシレーター系インジケーター:逆張り向き
と言われています。
なぜそのように言われるかというと、「オシレーター系インジケーターは相場転換のサインをトレンド系インジケーターよりも早く確認できる」という特徴があるからです。
例えば同じ値幅内で価格が上下を繰り返すような相場の場合、買われ過ぎた後は価格が下がり、売られすぎた後は価格が上がるのが定説です。
オシレーター系を上手く使えれば、トレンドの終わりや転換を素早く見極めることができるため、逆張りの勝率が格段に高まります。
バイナリーオプションにおける具体的な使いどころとしては、
・レンジ相場での反転ポイントの判断
・ダイバージェンスによるトレンド収束や転換の判断
などが主な使い方です。
オシレーター系でも順張り向きのものがある
「オシレーター系」と一口に言っても、インジケーターによって性質は様々です。
上述したように、オシレーター系の中にはレンジ相場の逆張りに強いものもありますが、トレンド相場の順張りに強いものもあります。
なお、トレンド系インジケーターの特徴が知りたい方は、以下の記事で詳細を解説していますのでぜひご覧ください。
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つトレンド系インジケーター3選
逆張り攻略におすすめのオシレーター系インジケーター3選
ここでは、バイナリーオプションの逆張り攻略におすすめのオシレーター系インジケーターをご紹介します。
逆張りにおすすめのオシレーター
- RSI
- ストキャスティクス
- CCI
上記のインジケーターは、価格の変動幅が同じくらいのレンジ相場で使うのがおすすめです。
なお、以下の記事でもバイナリーオプションの逆張り攻略法をまとめて紹介していますので、気になる方はご覧ください。
関連記事→バイナリーオプションのレンジ相場に特に有効な逆張り攻略法
逆張りにおすすめのオシレーター①RSI
バイナリーオプションの逆張りにおすすめのオシレーター系インジケーター1つ目は、RSIです。
RSIは一定期間の価格変動に対する相対的な上昇変動の勢いを算出し、0〜100%の数値で示したテクニカル指標です。
数値が100%に近づくほど相場は「買われ過ぎ」、0%に近づくほど「売られ過ぎ」と判断できます。
バイナリーオプション攻略におけるRSIのエントリーサインは次の通りです。
- HIGHエントリー:
RSIが30のラインを下抜け - LOWエントリー:
RSIが70のラインを上抜け
使い方はとてもシンプルですが、バイナリーオプションの逆張り取引においては心強い味方となるオシレーター系インジケーターです。
エントリーポイントを決める際は、ボリンジャーバンドやCCI、ATRなどを組み合わせるのがおすすめです。
以下の記事で、RSIを使った高勝率なバイナリーオプション攻略法を詳しく解説しています。
詳細記事→RSIを使ったバイナリーオプション攻略法
逆張りにおすすめのオシレーター②ストキャスティクス
バイナリーオプションの逆張りにおすすめのオシレーター系インジケーター2つ目は、ストキャスティクスです。
ストキャスティクスは「Slow%K」と「Slow%D」の2本のラインを利用し、買われ過ぎと売られ過ぎを判断します。
バイナリーオプションにおけるストキャスティクスの一般的な使い方として、「2本の線の交わり」で反転ポイントを見る手法があります。
- HIGHエントリー:(ゴールデンクロス)
20以下のエリアでSlow%K(緑)がSlow%D(赤)を下から上に抜ける - LOWエントリー:(デッドクロス)
80以上のエリアでSlow%K(緑)がSlow%D(赤)を上から下に抜ける
ボリンジャーバンドなどと併せて使うことで、より反発ポイントを見つけやすくなります。
以下の記事で、逆張りにおすすめのオシレーターストキャスティクスを使ったバイナリーオプション攻略法を詳しく解説しています。
関連記事→ストキャスティクスを使ったバイナリーオプション攻略法
なお、ゴールデンクロス・デッドクロスはストキャスティクス以外にも多数のインジケーターで確認することができます。
バイナリーオプションにおけるトレンド転換・反発のサインとなりますので、気になる方は以下の記事をご参考ください。
関連記事→バイナリーオプションのゴールデンクロス・デッドクロス攻略法
逆張りにおすすめのオシレーター③CCI
バイナリーオプションの逆張りにおすすめのオシレーター系インジケーター3つ目は、CCIです。
CCIは他のオシレーター系インジケーターと異なり、0や100などの最大値・最小値がないことが特徴です。
数値が-200%未満や200%以上になることもあります。
このように天井や底がないため、同じ逆張り向けオシレーターのRSIと併せて反発サインを読むことがおすすめです。
当ブログで紹介しているCCIを使ったバイナリーオプション攻略法のエントリーサインは次のようになります。
- HIGHエントリー:
CCI値が-160を超えていてRSI値も30を下回っている時 - LOWエントリー:
CCI値が+160を超えていてRSI値も70を超えている時
以下の記事で、逆張りにおすすめのオシレーターCCIを使ったバイナリーオプション攻略法を詳しく解説しています。
詳細記事→CCIを使ったバイナリーオプション攻略法
順張り攻略におすすめのオシレーター系インジケーター3選
ここでは、バイナリーオプションの順張り攻略におすすめのオシレーター系インジケーターをご紹介します。
順張りにおすすめのオシレーター
- MACD
- ADX/DMI
- AwsomeOscillator
上記のインジケーターはトレンドの強弱や方向を確認するのに役立つため、トレンド相場の順張り手法の補助として使うのがおすすめです。
なお、以下の記事でもバイナリーオプションの順張り攻略法をまとめて紹介しています。
関連記事→バイナリーオプションの順張り攻略法
順張りにおすすめのオシレーター①MACD(マックディー)
バイナリーオプションの順張りにおすすめのオシレーター系インジケーター1つ目は、MACD(マックディー)です。
MACDとは短期の移動平均線と中長期の移動平均線を用いて、買いと売りを判断する指標です。
MACDは波打った「シグナル線(赤い線)」と縦に連なっている「ヒストグラム(白い線)」で構成されています。
この「2つの指標の交わり」でトレンド発生を判断するバイナリーオプション攻略手法があります。
エントリーサインは次のようになります。
- HIGHエントリー:(ゴールデンクロス)
ヒストグラムが下から上にシグナル線を突き抜けている時 - LOWエントリー:(デッドクロス)
ヒストグラムが上から下にシグナル線を突き抜けている時
また、MACDはトレンドの収束・転換を示唆するダイバージェンスによってエントリーポイントを判断する方法もあります。
以下の記事で、順張りにおすすめのオシレーターMACDを使ったバイナリーオプション攻略法を詳しく解説しています。
順張りにおすすめのオシレーター②ADX/DMI
バイナリーオプションの順張りにおすすめのオシレーター系インジケーター2つ目は、ADX/DMIです。
ADX/DMIはトレンドの強さを表す「ADX」とトレンドの方向を表す「DMI」を合わせたインジケーターです。
バイナリーオプション攻略におけるADX/DMIの基本的な使い方は次の3つです。
①+DI、-DIのクロス
②ADXの上昇
③ADXとローソク足のダイバージェンス
おすすめの手法としては、DMIの+DIと-DIのクロスを確認し、ADXが上昇したところで順張りにエントリーする方法があります。
- HIGHエントリー:
+DIが-DIを上抜けた後、ADXが30%を超えた時 - LOWエントリー:
-DIが+DIを上抜けた後、ADXが30%を超えた時
以下の記事で、順張りにおすすめのオシレーターADX/DMIを使ったバイナリーオプション攻略法を詳しく解説しています。
関連記事→ADX/DMIでバイナリーオプション攻略!手法解説
順張りにおすすめのオシレーター③AwsomeOscillator(オーサムオシレーター)
バイナリーオプションの順張りにおすすめのオシレーター3つ目は、AwsomeOscillator(オーサムオシレーター)です。
オーサムオシレーターは34期間と5期間の移動平均線の乖離によって算出されるインジケーターです。
オーサムオシレーターは「上昇バー」「下降バー」「0ライン」で構成されています。
バイナリーオプション攻略においては、次のような使い方が出来ます。
②トレンドの強弱を判断する
③トレンドの収束・反転を判断する
おすすめの手法としては、トレンドの途中オーサムオシレーターの色が変わるポイントを見て、順張りにエントリーする方法です。
上の画像では、上昇バーが赤から緑になっているポイントで上昇トレンドの勢いが弱まり、一時的に下落していることが分かります。
トレンド中の押し目買い・戻り売りに役立てることができます。
- HIGHエントリー:
0ラインより上でバーの色が「赤から緑」に転換した後、
0ラインを割らずに再度「緑から赤」に転換したタイミング - LOWエントリー:
0ラインより下でバーの色が「緑から赤」に転換した後、
0ラインを割らずに再度「赤から緑」に転換したタイミング
以下の記事で、順張りにおすすめのオシレーターAwsomeOscillator(オーサムオシレーター)を使ったバイナリーオプション攻略法を詳しく解説しています。
オシレーター系インジケーターを使ったバイナリーオプション攻略法の注意点
オシレーター系インジケーターを使ったバイナリーオプション攻略法の注意点として、ダマシに遭いやすいことが挙げられます。
オシレーター系はトレンド系より早く相場転換のサインを確認できるのがメリットでもありますが、反応が早いということは、その分ダマシに遭いやすいというデメリットにもなります。
そのため、バイナリーオプションのエントリーポイントを判断する際は、オシレーター系インジケーター単体ではなく、ボリンジャーバンドや水平線ラインなど他のテクニカル指標も併せましょう。
詳細記事→ボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプション攻略法
逆張り向けのオシレーター系インジはトレンド相場で機能しないこともある
また、今回ご紹介した逆張りにおすすめのRSIなどは、レンジ相場の反発ポイントを見るのに適したインジケーターです。
しかしトレンド発生時には機能しないことにも注意しましょう。
例えば、小さな価格の変動を続けていた相場で下落トレンドが発生した場合、RSIの数値は急激に下がり「売られ過ぎ」と判断されることがあります。
上の画像では下落トレンドが発生しているため、RSIが30以下で推移しています。
オシレーター系インジケーターに限らずバイナリーオプション攻略において大切なことは、今の相場がレンジ相場なのかトレンド相場なのかを見極めることです。
トレンド発生を見るのに便利なインジケーターとして、移動平均線などがあります。
オシレーター系インジケーターと併せて使うことでさらに高勝率!バイナリーオプションおすすめ攻略法
今回は数あるオシレーター系インジケーターの中から、特にバイナリーオプション攻略に役立つおすすめのものをご紹介しました。
しかし注意点で解説したように、単体のインジケーターでエントリーを判断するのはNGです。
高勝率をキープするならば、他の指標も併せて根拠のあるポイントを探しましょう。
実は現在期間限定で、オシレーター系インジケーターと併せることでさらに高勝率を狙えるとっておきの攻略法を無料公開しております。
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