目次
線形回帰チャネルとは?
線形回帰チャネル(Linear Regression Channel)とは、バイナリーオプションで使用されるテクニカル指標の1つです。
主に「相場が現在どのようなトレンドなのか」を客観的に判断するために用いられます。
下の画像は、チャート分析ツールTrading Viewで線形回帰チャネルを表示した画像です。
線形回帰チャネルは、
- 中央の線形回帰ライン(赤線)
- その上下にある2本のライン(青線)
の計3本のラインで構成されます。
関連記事→水平線(レジサポライン)を使ったバイナリーオプション攻略法
線形回帰チャネルの計算方法
線形回帰チャネルは、統計学の回帰分析「線形回帰」に基づいて計算されます。
統計学の線形回帰について簡単にいうと、異なる多数のデータの平均値に直線を引き、将来の値動きを予測する分析手法です。
為替相場は、基本的に過去の平均値から遠く離れることはなく、離れすぎた場合は再び平均に戻ろうとする傾向があります。
線形回帰チャネルは、まず線形回帰の中央線を計算し、中央線に標準偏差を加算したラインを上下に2本ずつ表示します。
関連記事→ボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプション攻略法
Trading viewで線形回帰チャネルを表示する方法
ここでは、バイナリーオプションで使える分析ツール「Trading View」で線形回帰チャネルを表示する方法について解説します。
以下の画像はスマホのTrading View画面です。
まずチャート画面で右下の「+」ボタンをタップします。
次の画面で表示される「インジケーター」ボタンを選択すると、検索バーが出てきます。
下の画像のように、「linear」と入力すると「Linear Regression Channel(リニアリグレッションチャネル)」という名前が表示されます。
(※線形回帰チャネルは直訳するとLinear Regression Channelです。)
それを1回だけタップして右上のバツボタンを押してウィンドウを閉じると、以下の画像のように青・赤・青の3本線が表示されます。
次に、パラメーター設定をしましょう。
バイナリーオプションの分析の際に設定するのは、基本的に「期間」と「標準偏差」の2つの項目です。
例えば期間を200に設定した場合、過去200本分の平均値を計算し、線形回帰の中央線を計算します。
標準偏差は基本的には1〜3の間で設定しますが、値が大きくなるほど「その範囲に価格が収まりやすい」という目安になります。
バイナリーオプションにおける線形回帰チャネルの見方・使い方
ここでは、バイナリーオプションにおける線形回帰チャネルの見方・使い方を解説します。
見方①トレンドの方向性・強さを判断する
バイナリーオプションにおいて、線形回帰チャネルはトレンドの方向性・強さを判断するために役立ちます。
【トレンドの判断基準】
- ラインが右肩上がり:上昇トレンド
- ラインが右肩下がり:下降トレンド
- ラインの傾きがない:レンジ
と判断することができます。
また、線形回帰チャネルの値は-1から1の間で推移しますが、この数値の大きさでトレンドの強さを見ることができます。
下の画像を見ると、インジケーターの左の方に「0.5879…」と数字が書いてありますよね。
この数字が1に近づくほど「傾きが強い=トレンドの勢いが強い」と判断できます。
なおこの傾きや強さは設定した期間中のトレンドとなりますので、何日で設定するかによって方向性は変わってきます。
見方②トレンドの反転ポイントが分かる
バイナリーオプションにおいて、線形回帰チャネルはトレンドの反転ポイントを判断するのにも役立ちます。
中央線の上下にある2本の線はトレンドラインとして活用できます。
価格がチャネル内に収まっている間はトレンドが維持されている可能性が高いと見なされますが、価格が各ラインを明確にブレイクした場合、トレンド転換の可能性が高まります。
【トレンド転換の判断基準】
- 下降トレンドでレジスタンスラインを上にブレイク
→上昇トレンドへの転換を示唆 - 上昇トレンドでサポートラインを下にブレイク
→下降トレンドへの転換を示唆
また、為替相場は上昇トレンド中であっても一時的に下降することがあります。
そのような時はサポートラインで反発することが多くありますので、押し目エントリーの基準にすることができます。
【トレンド中の押し目・戻りの判断基準】
- レジスタンスで下に反転
→売りシグナル - サポートで上に反転
→買いシグナル
線形回帰チャネルを使ったバイナリーオプション攻略法
ここでは、線形回帰チャネルを使ったバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
攻略手順①トレンドを把握する
今回の攻略法は、強いトレンドが形成されている時に順張りをします。
先述した通り、線形回帰チャネルはトレンドの方向性や強さを判断するのに適したインジケーターです。
しかしそれだけでは根拠として心許ないため、短期・中期・長期の移動平均線を3本表示してパーフェクトオーダーを確認します。
下の画像では、線形回帰チャネルが右肩下がりになっていて、さらに下降方向にパーフェクトオーダーが発生しています。
強い下降トレンドと判断できますので、ローエントリーのチャンスとなります。
②反発点を見てエントリーする
次に、トレンド中の反発点を見極めます。
線形回帰チャネルの上下の2本の線は、レジスタンスライン・サポートラインとして活用できます。
トレンド中に上下のラインにタッチして反発した場合、再び中心線の方向に回帰すると予想できます。
しかしこれも線形回帰チャネルだけでエントリーポイントを決めてしまうと根拠として弱いので、ボリンジャーバンドを併せて使用します。
ボリンジャーバンドも標準偏差を利用した指標で、価格の大半がバンド内に収まるという特徴を持っています。
例えば下の画像では、線形回帰チャネルが下降トレンドを示していて、一時的に逆行しボリンジャーバンドの+2σの値にローソク足がタッチしています。
この時にそのまま上昇した場合「ラインブレイク=トレンド転換」と判断できますが、その後は反発して再び下方向に動いています。
まだ下降トレンドが続くと判断できるため、線形回帰チャネルのレジスタンスラインを下抜けたところでLOWエントリーします。
関連記事→バイナリーオプションの順張り攻略法
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今回は、線形回帰チャネルを使ったバイナリーオプション攻略法を解説しました。
トレンドの見方・読み方が分からないという方には重宝すると思いますので、ぜひお試しください。
なお線形回帰チャネルの使い方や表示方法については、以下の動画でも分かりやすく解説しています。
こちらも併せてぜひご参考ください!