目次
バイナリーオプションの逆張りとは
バイナリーオプションの逆張りとは、現在の価格の流れとは逆方向にエントリーする手法です。
逆張り攻略の基本的な考え方としては、相場の反発するポイントを見つけることです。
そのため、一定の値幅で価格が動いている「レンジ相場」で有効な方法となります。
逆に価格が一方向に進むトレンド相場においては、反発するタイミングの見極めが難しいためトレンドと同方向にエントリーする「順張り」を行いましょう。
以下の記事では、バイナリーオプションの順張り攻略法について説明していますので、是非こちらもご参照ください!
詳細記事→バイナリーオプションの順張り攻略方法
バイナリーオプションの逆張り攻略法に適した時間帯と通貨ペア
先ほど解説したように、逆張りはレンジ相場で勝ちやすい手法です。
今回ご紹介するバイナリーオプションの逆張り攻略法は、レンジ相場になりやすい時間帯と通貨ペアで使うことをおすすめします。
具体的には、10:00〜15:00の間に、米ドル/円(USD/JPY)で取引することです。
この時間はトレンドが発生しづらく、レンジ相場で推移することが多いため、逆張り攻略法が有効となります。
なお、バイナリーオプションでトレンドが発生しやすい時間帯については次の記事で解説しています。
関連記事→バイナリーオプションを勝ちやすい時間帯で取引する攻略法
逆張りに適した時間帯でも注意が必要
逆張りに適したレンジ相場になりやすい時間帯でも、大きな経済指標発表時などはトレンドが発生しやすいため注意が必要です。
そのため、重要な経済指標の発表日と発表時間はチェックしておきましょう。
次の記事では特に注意すべき経済指標をまとめていますので、ご参考ください。
バイナリーオプションの逆張りと相性の良いインジケーター
ここで、バイナリーオプションの逆張り攻略法と相性のいいインジケーターをご紹介します。
特におすすめなインジケーターは以下の通りです。
- RSI
- ストキャスティクス
- CCI
- エンベロープ
- ZigZag (ジグザグ)
- MFI(マネーフローインデックス)
- ボリンジャーバンド
特にRSIは逆張りに適した代表的なインジケーターで、シンプルで使いやすいため初心者の方にもおすすめです。
逆張り攻略はオシレーター系と相性が良い
インジケーターは大きく分けて「トレンド系」と「オシレーター系」の2種類があり、一般的に逆張り攻略で効果を発揮するのはオシレーター系だと言われています。
オシレーターは相場の過熱感(買われ過ぎ・売られ過ぎ)やトレンドの転換点を判断するのに役立ち、トレンド系より早くサインが出やすいという特徴があります。
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つオシレーター系インジケーター6選
バイナリーオプションの逆張りを攻略するポイントは、先ほどおすすめしたインジケーターを単体で使うのではなく複数組み合わせて反転サインを読み取ることです。
以下より、具体的な攻略法をご紹介致します。
バイナリーオプションの逆張り攻略法
では、バイナリーオプションの逆張り攻略法について、具体的に解説していきます!
おすすめのバイナリーオプション逆張り攻略法
- ローソク足パターンから反発を読む逆張り
- ゴトー日を狙った逆張り
- RSIとボリンジャーバンドを使った逆張り
- ストキャスティクスとエンベロープを使った逆張り
- ZigZag(ジグザグ)を使って水平線ラインを引く逆張り
- MFI(マネーフローインデックス)、移動平均線、RSIを使った逆張り
- CCIとRSIを使った逆張り
逆張り攻略法①ピンバー+ボリンジャーバンド
1つ目のバイナリーオプション逆張り攻略法は、ローソク足の代表的な反転サイン「ピンバー」を活用する手法です。
ピンバーの特徴は以下の通りです。
- ヒゲの長さが実体の3倍以上ある
- 実体の位置がヒゲの先端から20%〜30%以内にある
特に上昇トレンド中の高値圏・下降トレンド中の安値圏に現れた場合、相場転換する可能性が高いため逆張りが有効です。
この攻略法では、ピンバーとボリンジャーバンドを併せることで反転の根拠を深めます。
ピンバーを使ったバイナリーオプション攻略法エントリー基準
- ピンバーの長いヒゲが3σを抜けている
- ピンバーのローソク足終値が2σと3σの間にある
ピンバー単体だと騙しにあうことも多いですが、インジケーターと併せることでよりエントリーポイントが明確になります。
ピンバー+ボリンジャーバンドを活用した逆張り攻略法の詳細は、以下の記事にまとめておりますのでぜひご参照ください!
逆張り攻略法②ゴトー日を狙う
次に紹介するバイナリーオプション逆張り攻略法は、毎月5の倍数がつく「ゴトー日」を狙った手法です。
5と10のつく日は国内輸入企業の決済日であることが多く、ドル買い・円売りが意識されやすい日です。
仲値が決まる午前9時55分に向けてドル円のチャートは上昇し、ピークを迎えた後、価格は下がる傾向にあります。
この攻略法では、ゴトー日の9時55分を狙って逆張りします。
ゴトー日を利用したバイナリーオプション攻略手順
- 通貨ペアはUSD/JPY
- 9時55分から5分取引or10分取引においてLOWエントリー
この攻略法の注意点は、ゴトー日が土日祝日の場合、その前の金曜日がゴトー日になることです。
以下の記事ではゴトー日を活用した逆張り攻略法の詳細や、2021年の最新ゴトー日カレンダーを掲載しておりますのでご参考ください。
逆張り攻略法③RSI+ボリンジャーバンド
次に紹介するバイナリーオプション逆張り攻略法は、逆張りと相性の良いRSIとボリンジャーバンドを使用します。
2つのインジケーターで共に反転のシグナルが出ていたら逆張りでエントリーします。
攻略手順としては次の通りです。
- レンジ相場であることを確認
- RSIとボリンジャーバンドを設定
- RSIが70か30の値を抜けたことを確認
- ローソク足の実体がボリンジャーバンドの±3σに触れたことを確認
- 逆張りでエントリー
RSIの表示は「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」→「RSI」で、設定はデフォルトでOKです。(レベルは30と70、期間は14)
ボリンジャーバンドの表示は「挿入」→「インジケーター」→「トレンド」→「Bollinger Bands」で、次のように設定します。
- 期間:21
- 偏差:3
図の赤枠の部分でサインが出ています。
エントリー条件は以下の通りです。
LOW:ボリンジャーバンド+3σにタッチ、RSIが70の値を上抜け
今回使用したRSIの見方や使い方、RSIを使った他のバイナリーオプション攻略法については以下の記事で解説しています。
詳細記事→RSIを使ったバイナリーオプション攻略法
また、以下の記事では、ボリンジャーバンドの基本的な使い方を解説していますのでぜひご覧ください。
詳細記事→ボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプション攻略法
逆張り攻略法④ストキャスティクス+エンベロープ
次に紹介するバイナリーオプション逆張り攻略法は、ストキャスティクスとエンベロープという2つのインジケーターを使用します。
ストキャスティクスは、2本の線の交わり方から反転タイミングが判断できます。
エンベロープはボリンジャーバンドと見た目も使い方もよく似ていますが、ボリンジャーバンドでネックだった「バンドウォーク」が無いのがメリットです。
攻略手順としては次の通りです。
- レンジ相場であることを確認
- ストキャスティクスとエンベロープを設定
- ローソク足がエンベロープの線に触れるのを確認
- ストキャスティクスのゴールデンクロス、デッドクロスを確認
- 逆張りでエントリー
ストキャスティクスの表示は「挿入」→「インジケーター」→「オシレーター」→「Stochastics Oscillator」で、次のように設定します。
- +%K期間:14
- +%D期間 :3
- スローイング: 3
エンベロープの表示は「挿入」→「インジケーター」→「トレンド」→「Envelope」で、次のように設定します。
- 適用価格:Close
- 移動平均の種別:Simple
- 期間:15
- 偏差:0.05%
この設定は1分足と5分足のチャートに対応します。
図の赤枠の部分ではデッドクロスが発生しています。
エントリー条件は以下の通りです。
- HIGH(ゴールデンクロス):
20以下のエリアでSlow%KがSlow%Dを下から上に抜ける - LOW(デッドクロス):
80以上のエリアでSlow%KがSlow%Dを上から下に抜ける
以下の記事では、今回使用したストキャスティクスの具体的な数値の見方などを解説しています。
詳細記事→インジケーターストキャスティクスとは?バイナリーオプション逆張り取引攻略法!
また、エンベロープの設定方法や、エンベロープを活用した他のバイナリーオプション攻略法については、以下の記事で詳細を解説しています。
逆張り攻略法⑤ZigZag(ジグザグ)を使った水平線トレード
次に紹介する逆張り攻略法は、ZigZag(ジグザグ)というインジケーターを使用します。
ZigZag(ジグザグ)を使うメリットは、一定期間内のローソク足の高値と安値が瞬時に判断できる点にあります。
エントリーの確実性を上げるため、さらにRSIを併せて使用することで勝率が上がりやすくなります。
攻略手順としては、次の通りです。
ZigZag(ジグザグ)を使用したバイナリーオプション攻略法攻略手順
- ZigZag(ジグザグ)を表示
- 水平線ラインを引く
- RSIの数値を確認する
ZigZagの表示方法は、MT4画面上部の「挿入」→「インディケータ」→「カスタム」→「ZigZag」をクリックしてください。
基本的には初期設定の「12:5:3」の値でOKです。
次に、水平線ラインをZigZag(ジグザグ)の折返し地点をつなぐように引きます。
水平線にローソク足が触れ、RSIでも反転シグナルが出ていれば逆側にエントリーします。
以下の記事では、今回使用したZigZag(ジグザグ)の具体的な使い方や、攻略法をより詳しく解説しています。
詳細記事→ZigZag (ジグザグ)を使ったバイナリーオプション攻略法
逆張り攻略法⑥MFI(マネーフローインデックス)+移動平均線+RSI
次に紹介する逆張り攻略法は、MFI(マネーフローインデックス)、移動平均線、RSIの3つのインジケーターを使用します。
MFI(マネーフローインデックス)とは、「相場の中で資金がどのように動いていくか?」を予測してくれるインジケーターです。
出来高も考慮した上で数値を変動させているので、ローソク足の実際の動きとインジケーターの動きをよりリンクさせることが可能になります!
攻略手順は次の通りです。
MFIを用いたバイナリーオプション逆張り攻略法手順
- MFI、移動平均線、RSIのインジケーターを挿入
- 移動平均線でレンジ相場を探す
- MFIとRSIの数値を見てエントリー
MFI(マネーフローインデックス)は先ほど説明したのと同様に、「挿入」→「インディケータ」→「ボリューム」→「Money Flow Index」で表示します。(設定期間は14)
なお、MFI(マネーフローインデックス)の開発者は、「数値が10%以下の時と90%以上の時に絞るべきだ」と言い残しているため、レベル表示で設定します。
次に移動平均線を「挿入」→「Trend」→「Moving Average」で表示し、期間9に設定しましょう。
RSIの表示は「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」→「RSI」で、設定はデフォルトでOKです。(レベルは30と70、期間は14)
移動平均線でレンジ相場であることを確認したら、MFI(マネーフローインデックス)とRSIの数値を確認します。
- HIGHエントリー:
RSI値が30以下でMFI(マネーフローインデックス)が10%以下の場合 - LOWエントリー:
RSI値が70以上でMFI(マネーフローインデックス)が90%以上の場合
以下の記事では、今回使用したMFI(マネーフローインデックス)の具体的な使い方や、攻略法をより詳しく解説しています。
詳細記事→MFI(マネーフローインデックス)を使ったバイナリーオプション攻略法
逆張り攻略法⑦CCI+RSI
次に紹介する逆張り攻略法は、CCIというインジケーターを使用します。
CCIは「買われすぎ・売られすぎ」の発生を表すオシレーター系のインジケーターです。
CCIとRSIを使った逆張り攻略法の手順は以下の通りです。
- レンジ相場であることを確認
- CCI値が+100以上(または-100以下)であることを確認
- RSI値が70以上(または30以下)であることを確認
- 逆方向にエントリー
CCIは「挿入」→「インジケーター」→「オシレーター」→「Commodity Channel Index」で表示し、レベル表示を次のように設定します。
CCIの設定
- レベル表示:160、-160
- 適用価格:close
- 期間:14
RSIの表示は「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」→「RSI」で、設定はデフォルトでOKです。(レベルは30と70、期間は14)
上のチャート画像の黄色の丸部分で、RSIの値が30~70の範囲外で、CCIの値が160のラインを超えていることが確認できます。
- HIGHエントリー:CCI値が-160を超えていてRSI値も30を下回っている時
- LOWエントリー:CCI値が+160を超えていてRSI値も70を超えている時
以下の記事では、今回使用したインジケーターCCIの具体的な使い方や、攻略法をより詳しく解説しています。
詳細記事→CCIを使ったバイナリーオプション攻略法
さらに高勝率なバイナリーオプション逆張り攻略法
今回はバイナリーオプションの逆張り取引で有効となる攻略法をいくつか紹介しました。
実は併せて使うことでさらに勝率が高まるとっておきの攻略法があり、それを現在期間限定で無料公開しております。
なお、この手法で初心者が月に200万円以上の利益を叩き出した事例もあり、非常に有効な手法です。
また、人数制限はありますが、バイナリーオプションに役立つ特典もご用意しておりますので、まずはどんなものかチェックしてみてください。
バイナリーオプションの逆張りを攻略したら、次は順張り
今回、おすすめの逆張り攻略法をご紹介しましたが、バイナリーオプションにおいて逆張りだけでなく順張りを攻略することももちろん必須です!
まずはレンジ相場・トレンド相場をしっかり見極めた上で攻略法を使い分け、勝率を高めていきましょう!
その際、インジケーターの機能や特徴についても理解しておくことでエントリーポイントがより明確になります。
しかし「どのように勉強したら良いのか?」「勉強時間がなかなか取れない」という方も多いと思います。
以下の記事にて、実質無料で利用できるバイナリーオプションの裁量が学べるサービスをご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!