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バイナリーオプション攻略法で活用されるインジケーターRSIとは
RSIは正式名称を「Relative Strength Index」と言い、直訳すると「相対力指数」という言葉になります。
RSIを簡単に説明すると、相場の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を数値として表すオシレーター系インジケーターです。
バイナリーオプションにおいて、オシレーター系インジケーターはレンジ相場で逆張りを行う際、エントリーポイントを判断するための指標としてよく活用されます。
その中でもRSIはシンプルで使いやすく、逆張り指標の代表格とも言えるインジケーターです。
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つオシレーター系インジケーター6選
ぜひRSIの見方や使い方を覚えて、バイナリーオプションの勝率アップに役立てていきましょう!
MT4でRSIを設定する方法
実際にMT4でRSIを表示して見てみましょう。
RSIはMT4画面の上部タブにある「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」→「RSI」で表示します。
ここではデフォルトの設定のままいきます。
(期間14、レベル表示30と70)
なお、RSIのおすすめ期間やレベル表示の設定については後述致します。
RSIのチャートの見方
RSIのチャートの見方について解説致します。
RSIは対象期間の価格変動(上昇幅+下落幅)に対する、相対的な上昇変動の割合を計算し、0〜100%の数値で示します。
つまり、全体の変動幅の中での「上昇力」を見ることで、相場の過熱感(買われ過ぎ、売られ過ぎ)が分かるということです。
一定期間中の価格が全て前日と比べて上昇していればRSIの数値は100%、逆に全て下落していれば0%になります。
- 一定期間中の価格が毎日連続して上昇 → RSIの値は100%
- 前日比で上昇値幅と下落値幅が同じ → RSIの値は50%
- 一定期間中の価格が毎日連続して下落 → RSIの値は0%
RSIの簡単な見方が分かったところで、バイナリーオプションにおけるRSIの使い方について次の項目で詳しく解説致します。
バイナリーオプションにおけるRSIの使い方
バイナリーオプションにおけるRSIの使い方は、主に次の2つがあります。
- レンジ相場でのエントリーポイントの判断
- 相場転換を示唆するダイバージェンス
RSIの使い方①レンジ相場でのエントリーポイントの判断
バイナリーオプションにおけるRSIの最もメジャーな使い方が、レンジ相場でのエントリーポイントの判断です。
RSIは一定期間の上げ幅と下げ幅をもとに0%〜100%の範囲で推移します。
そのため一定の値幅の中で上下するような相場において、RSIが100近くまで上がったら下落する可能性が高く、0近くまで下がったら上昇する可能性が高くなります。
バイナリーオプションでは次の数値を基準として、逆張りでエントリーすることが一般的です。
- HIGHエントリー:30%以下(売られ過ぎ)
- LOWエントリー:70%以上(買われ過ぎ)
上の画像ではRSIの70ラインと30ラインを表示していますが、ラインにタッチした後に反発していることが分かります。
関連記事→レンジ相場におすすめ!バイナリーオプション逆張り攻略法
RSIの使い方②相場転換を示唆するダイバージェンス
バイナリーオプションにおけるRSIの使い方2つ目が、ダイバージェンスと呼ばれる相場転換の合図を見ることです。
ダイバージェンスとは、ローソク足の動きとインジケーターの動きが逆行している現象のことです。
上の画像では上昇トレンド中、ローソク足が高値を切り上げているのに対してRSIの高値は切り下がっています。
トレンドの勢いが収束しているということが読み取れるため、その後相場が反転したりレンジ相場になる傾向にあります。
ダイバージェンスはRSIをはじめ、CCIやMACDなどのオシレーター系インジケーターでよく見られます。
詳細記事→ダイバージェンスを利用したバイナリーオプション攻略法
RSIを使ったバイナリーオプション攻略法の注意点
RSIを使用してバイナリーオプションを攻略する際は、騙しに注意が必要です。
RSIは価格の変動幅が同じくらいのレンジ相場においては有力な反発シグナルを出します。
しかし小さな価格の変動を続けていた相場で急に大きなトレンドが発生した場合、RSIの数値は買われ過ぎ・売られすぎの状態が連続します。
トレンド発生時は騙しに遭う可能性が高い
上の画像ではレンジ相場中に下落トレンドが発生し、RSIの数値が30以下(売られすぎ)の状態が続いています。
このような時は順張りの取引手法が有効になります。
関連記事→バイナリーオプションで高勝率な順張りおすすめ攻略法
RSIを使う際は、反発シグナルが出たからといって安易に逆張りすると騙しに遭う可能性が高まりますので、基本的にRSI単体でエントリーポイントを判断するのはやめましょう。
RSIでバイナリーオプションを攻略する際は以下のことに気をつけると、勝率が高まります。
- 他のトレンド系インジケーター(ボリンジャーバンドやMACDなど)でトレンドを確認する
- 他のオシレーター系インジケーターでも反発サインを確認する
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つトレンド系インジケーター3選
RSIを使ったバイナリーオプション攻略法のおすすめ設定
RSIを使った具体的なバイナリーオプション攻略法を解説する前に、インジケーターのおすすめ設定について解説致します。
RSIのおすすめ期間設定
バイナリーオプションでは、RSIの設定期間は14日で表示されることが一般的です。
RSIが考案された1978年当時、株や先物の相場分析では14日間(日足)という周期が標準的に使用されており、RSIを考案したJ.W.ワイルダー氏も14日で使用することを推奨していました。
現在でも多くのトレーダーがRSIの期間を「14」としているため、特別理由がない限りは14日の設定で問題ありません。
RSIのおすすめレベル表示
RSIの買われすぎ・売られすぎのラインはレベル表示で設定することができます。
よく使われる水準は「25%・75%」「30%・70%」「35%・65%」です。
「30%・70%」が最も一般的ですが、より根拠の高いエントリーポイントに絞る場合は「25%・75%」に設定するのがおすすめです。
なお、RSIと似たインジケーターにRCIというものもあります。
RCIは時間と価格に順位をつけ、時間と価格にどれだけ相関関係があるのかを数値化した指標です。
RSIを使ったバイナリーオプション攻略法
では、RSIを使った高勝率なバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
RSIは主にレンジ相場の逆張りに強いですが、他のインジケーターと組み合わせて反転ポイントを見ると、よりエントリーの根拠が高まります!
以下の順番で解説致します。
- ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせた逆張り攻略法
- CCIとRSIを組み合わせた逆張り攻略法
- ATRとRSIを組み合わせた逆張り攻略法
- アリゲーターとRSIを組み合わせた順張り攻略法
RSI攻略法①ボリンジャーバンドと組み合わせた逆張り手法
RSIを活用したバイナリーオプション攻略法1つ目は、トレンド系のインジケーター「ボリンジャーバンド」と組み合わせた逆張り手法です。
まず、RSIとボリンジャーバンドそれぞれの設定をします。
RSIの表示は「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」→「RSI」で、設定はデフォルトでOKです。
RSIの設定
- レベル:30と70
- 期間:14
ボリンジャーバンドは「挿入」→「インジケーター」→「トレンド」→「Bollinger Bands」で表示し、次のように設定します。
ボリンジャーバンドの設定
- 期間:21
- 偏差:3
図の黄枠の部分でサインが出ています。
エントリー条件は以下の通りです。
LOW:ボリンジャーバンド+3σにタッチ、RSIが70の値を上抜け
ボリンジャーバンドとRSIの組合わせはシンプルで使いやすく、グッと勝率も高まるのでおすすめです!
以下の記事では、ボリンジャーバンドの基本的な使い方を解説していますのでぜひご覧ください。
詳細記事→ボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプション攻略法
RSI攻略法②CCIと組み合わせた逆張り手法
RSIを活用したバイナリーオプション攻略法の2つ目は、CCIと組み合わせた逆張り手法です。
CCIは「挿入」→「インジケーター」→「オシレーター」→「Commodity Channel Index」で、表示します。
CCIの設定
- レベル表示:160、-160
- 適用価格:close
- 期間:14
エントリーポイントは上のチャート画像の黄色の丸部分です。
RSIの値が30以下で、CCIの値が-160のラインを超えていることが確認できますので、この場合はHIGHエントリーです。
- HIGHエントリー:CCI値が-160を超えていてRSI値も30を下回っている時
- LOWエントリー:CCI値が+160を超えていてRSI値も70を超えている時
以下の記事では、CCIの基本的な見方やCCIを活用したバイナリーオプション攻略法についてまとめておりますので、併せてご参照ください。
詳細記事→CCIを使ったバイナリーオプション攻略法
RSI攻略法③ATRと組み合わせた逆張り手法
次にご紹介するRSI攻略法は、ATRと組み合わせた順張り取引です。
こちらの手法は、ATRがある程度低い位置で推移していた場合のみRSIを確認します。
- HIGHエントリー:ATRがある程度低い位置で推移していてRSI値も30を下回っている時
- LOWエントリー:ATRがある程度低い位置で推移していてRSI値も70を超えている時
以下の記事で、ATRの設定方法や使い方について詳細を解説しています。
詳細記事→インジケーターATRを活用したバイナリーオプション攻略法!設定と使い方も解説
RSI攻略法④アリゲーターと組み合わせた順張り手法
次にご紹介するRSI攻略法は、アリゲーターとRSIを組み合わせた順張り取引です。
RSIは通常逆張りのインジケーターですが、数値を見ることによってトレンド発生の確認にも使えます。
手順としてはアリゲーターでトレンド発生を確認した後、RSI値が30以下、70以上に張り付いていることを確認し、トレンド方向にエントリーします。
以下の記事では、今回併せて使ったインジケーター「アリゲーター」の基本的な見方や使い方、RSIと併せた攻略手法について具体的に詳細を解説しています。
RSIと併せてさらに高勝率を目指せるバイナリーオプション攻略法
今回、RSIを使ったバイナリーオプション攻略法をご紹介致しました。
現在はたけTV公式LINE@では、今回ご紹介した手法と併せることでさらに高勝率が可能なおすすめ攻略法を無料公開しております。
なお、この手法で初心者が月に200万円以上の利益を叩き出した事例もあり、非常に有効な手法です。
また、人数制限はありますが、バイナリーオプションに役立つ特典もご用意しておりますので、まずはどんなものかチェックしてみてください。
RSI以外のバイナリーオプションおすすめ攻略法
バイナリーオプションにはRSI以外にも様々なインジケーターがあります。
今回説明したように、RSIは単体での逆張りシグナルとして使うのではなく、他のインジケーターと組み合わせて反転サインを読み取ることが大切です。
また、RSIはレンジ相場の逆張りで有効なインジケータですので、トレンド相場では順張りに適したインジケーターを使用し、勝率を上げていく必要があります。
以下の記事では、RSI以外のインジケーターを活用したバイナリーオプション攻略法について記事にまとめておりますので、こちらも是非ご参照ください!