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バイナリーオプションの取引が可能な時間帯は?
バイナリーオプションは、平日であれば基本的にほぼ1日中取引が可能です。
後ほど詳しく解説しますが、日本の早朝や夜中なども、世界中のどこかで常に為替市場がオープンしており、為替レートは動き続けています。
しかし、各バイナリーオプション業者で「メンテナンス時間」となる時間帯は取引を行うことができません。
また、土日は世界中の為替市場がクローズするため、土曜早朝〜月曜早朝の間は取引ができません。
取引不可となる時間帯は業者によって異なりますが、ハイローオーストラリアの場合、以下のようになっています。
- 【取引可能時間】
平日(月~金)午前7時から翌日午前6時まで - 【メンテナンス時間】
火~金の午前6時~7時
平日であれば、メンテナンス時間を除いた23時間ほどは、自分の好きな時間帯で取引できます。
勝ちやすい時間帯を知れば、副業でバイナリーオプションをやっている方でも十分に稼ぐチャンスがあるということです!
関連記事→バイナリーオプションは土日祝日は取引できる?初心者向けに解説
バイナリーオプションを時間帯で攻略するポイント
バイナリーオプションで勝ちやすい時間帯をご紹介する前に、知っておかなくてはならない大事なポイントがあります。
- 勝ちやすい時間帯はトレードスタイルによって異なる
- 外国為替市場は4つの時間帯に分けられる
- 世界三大外国為替市場がオープンしている時間帯は特に狙い目
- 値動きが読みにくい時間帯を知ることも重要
それぞれ詳しくご紹介致します。
①勝ちやすい時間帯はトレードスタイルによって異なる
まず知っておくべきことが、自分のトレードスタイルによって勝ちやすい時間帯は異なるということです。
バイナリーオプションの取引手法は、大きく分けて「順張り」と「逆張り」の2種類があります。
それぞれの手法が勝ちやすい相場は以下の通りです。
- 順張りをする場合:
トレンドが形成されやすい時間帯で、相場の流れに沿ってエントリーする - 逆張りをする場合:
一定幅で価格が上下するようなレンジ相場で、反発を狙ってエントリーする
つまり時間帯攻略法の基本は「トレンド相場もしくはレンジ相場が出来やすい時間帯」を知ることです。
当然、同じ時間帯でも取り扱う通貨ペアによって値動きは変わってきますので、
通貨ペア毎の時間帯による値動きの特徴を知っておきましょう。
関連記事→トレンドの探し方・見分け方を知ってバイナリーオプションを攻略!
②外国為替市場は4つの時間帯に分けられる
冒頭で紹介したように、外国為替市場は世界中に存在しており、時差によりオープン時間が異なります。
国ごとに厳密なオープン時間は変わってきますが、大きく分けて以下の4つの時間帯に分けられます。
(時間は日本時間のもの)
- 【オセアニア時間】早朝5:00〜
- 【アジア時間】朝8:00〜
- 【ロンドン時間】夕方16:00〜
- 【ニューヨーク時間】夜21:00〜
ここで注意すべきなのが、バイナリーオプション取引を行う際は、その通貨ペアの取引が活発に行われている時間帯を狙うことです。
なぜかというと、エントリー時間と判定時間の値動きが全く同じ場合「負け判定」となってしまうからです。
(※取引時間が短いほどドロー負けのリスクは高まります。)
各為替市場が開いている時間帯は、当事国やその隣国のトレーダーが多く参入する傾向にあるため、自国通貨が多く取引されます。
負けを減らすためには、取引する通貨ペアの為替市場が開いている時間帯を狙うのが良いでしょう。
③世界三大外国為替市場がオープンしている時間帯は特に狙い目
バイナリーオプションにおいて、世界三大外国為替市場(東京・ロンドン・ニューヨーク)が開場している時間帯は特に狙い目となります。
なぜかというと、他の取引市場よりも取引量や市場参加者が多いからです。
相場の値動きが大きくなりトレンドが発生しやすいことや、大衆心理が反映されやすく値動きが読みやすいといったメリットがあります。
三大市場のオープン時間は以下のとおりです。
- 東京外国為替市場:
9時~17時 - ロンドン外国為替市場
16時~深夜2時(冬時間は17時~深夜3時) - ニューヨーク外国為替市場
21時~朝6時(冬時間は22時~朝7時)
さらに、この中でも市場が重なる時間帯が大きなトレンドが生まれやすくなりますので、後ほど詳しくご紹介致します。
関連記事→バイナリーオプションで大衆心理(集団心理)を読み解く攻略法
④値動きが読みにくい時間帯を知ることも重要
バイナリーオプションで勝つためには、相場の流れを正しく読むことがとにかく重要です。
しかし1日の中では、値動きが読みにくい(どのような相場になるか予想しづらい)時間帯もあります。
そのようなときは無理にエントリーポイントを探そうとせず、取引を避けるのも1つの手です。
勝ちやすい時間帯だけでなく、値動きが読みにくい時間帯を知ることも、負けを減らすという意味で重要になります。
関連記事→勝てるエントリーポイントを見極めてバイナリーオプションを攻略!
バイナリーオプションの時間帯攻略法
ここからは、バイナリーオプションの時間帯別攻略法をご紹介致します。
- 早朝(オセアニア市場開場)
- 午前中(東京市場開場)
- 昼間
- 夕方〜夜(ロンドン市場開場)
- 夜〜深夜(ニューヨーク市場開場/ゴールデンタイム)
- ロンドンフィックス
あくまで「傾向」であり、必ずしもそのような相場になるとは限らないことを最初に心得て下さい。
しかしある程度の傾向を知ることで、自分が取引する時間帯に適した攻略手法を取ることが出来ますので、ぜひご参考ください。
時間帯攻略法①早朝(オセアニア市場開場)
まず、早朝の時間帯に適したバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
日本時間の朝5:00〜昼間14:00くらいは「オセアニア時間」と呼ばれており、
主にニュージーランドドル(NZD)やオーストラリアドル(AUD)が取引されます。
朝9時ごろになると、日本や中国などアジア圏の為替市場もオープンするため、関連してそれらの自国通貨が取引されます。
早朝は市場参加者が少なく、比較的ゆったりとした値動きが特徴です。
しかし、土日の間に値動きに影響するような出来事があると、月曜早朝に大きな値動きをすることもあります。
例えば、下の画像のように金曜日の終値から離れたところで、月曜日の始値が始まるような場合です。
このような現象を「窓」と言い、土日に休場していない一部の国で大きな取引が行われていたり、大口注文があり買いや売りどちらかに偏った場合に起こります。
この窓があいたとき、その窓を埋めるかのように相場が逆方向に向かって動いていく「窓埋め」という現象が起こることがあります。
窓は土日明けの月曜早朝に開くことが多いので、バイナリーオプションではこの窓埋めを予想して、窓が開いた方向と逆方向にエントリーする手法があります。
早朝の時間帯にオススメの攻略法
- 通貨ペア:ドル/円(USD/JPY)
- エントリー時間:午前8時
- エントリー条件:金曜の終値と月曜の始値の間に窓が空いている
- 取引時間:1時間
- エントリー方向:窓が空いた方向と逆方向
窓を利用したバイナリーオプション攻略法については、以下の記事で詳細を解説しています。
詳細記事→窓埋めを使ったバイナリーオプション攻略法
時間帯攻略法②午前中(東京市場開場)
次に、午前中の時間帯に適したバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
日本時間の朝9:00〜昼間15:00くらいは「アジア時間」と呼ばれており、主に日本円(JPY)が取引されます。
関連して、オセアニア圏の市場が開いている時は、ニュージーランドドル(NZD)やオーストラリアドル(AUD)も取引されます。
午前中は、オセアニア時間に比べると市場参加者も多く、値動きが活発になってくる時間帯です。
しかし大きなトレンドは発生しにくく、午前10~15時頃までの時間帯は、米ドル/円(USD/JPY)でレンジ相場となりやすくなります。
逆張り派の人はこの時間帯を狙って取引するのがいいでしょう。
また、毎月5と10のつく「ゴトー日」の仲値決めの時間帯にも注目です。
毎朝9時55分の仲値決定に向けてドル円のチャートが上昇し、9時55分に上昇のピークを迎えた後、価格は下がる傾向にあります。
午前中の時間帯にオススメの攻略法
- 通貨ペア:USD/JPY
- エントリー条件:9時30分頃から55分にかけてドル円が上昇している
- エントリー時間:10時00分
- 取引時間:5分取引or10分取引
- エントリー方向:LOWエントリー
午前中に使える「ゴトー日の値動きを利用したバイナリーオプション攻略法」については、以下の記事で詳細を解説しています。
時間帯攻略法③昼間
次に、昼間の時間帯に適したバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
先ほど解説したように、10時〜15時頃まではドル円でレンジ相場となりやすいため、逆張りで狙っていくと勝ちやすくなります。
レンジ相場の時間帯に適した攻略法は色々ありますが、おすすめなのが複数のインジケーターを使って反発ポイントを見ることです。
例えば、下記の画像では逆張りと相性の良いインジケーター「ボリンジャーバンド」と「RSI」を使い、両方で反発シグナルが出たところでエントリーします。
以下の記事では、この攻略法の詳しい手順をはじめ、レンジ相場になりやすい時間帯に有効なおすすめ攻略法をまとめて紹介しています。
関連記事→バイナリーオプション逆張り攻略法
時間帯攻略法④夕方〜夜(ロンドン市場開場)
次に、夕方の時間帯に適したバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
日本時間の16時半(冬時間は17時半)くらいになると、世界三大市場の1つ、ロンドン外国為替市場がオープンします。
開場中の16時〜深夜2時の時間帯は「ロンドン時間」と呼ばれており、
ユーロ(EUR)、ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)、ユーロと最も多く取引される米ドル(USD)の取引が活発になります。
早朝〜昼間の時間帯が落ち着いた値動きを見せていたのに対し、夕方〜夜の時間帯は、値幅も大きくなりトレンドが生まれやすくなります。
この時間帯におすすめの攻略法が、ロンドン市場開場の時間を狙って、ポンド円でHIGHエントリーすることです。
上の画像のように、ロンドン市場が開場する16時になると、欧州トレーダーによるポンド買いが始まって上昇方向に伸びやすくなります。
後ほど詳しく解説しますが、為替市場開場後1時間ほどは、予想外の値動きを起こすこともあるため初心者の方はバイナリーオプションの取引をしないのも1つの手です。
しかしHighlowスプレッドであればペイアウト率が高いため、毎日この時間帯を狙って取引を行っていけば、トータルでプラスになることが期待できます。
夕方の時間帯におすすめのポンド円を狙ったバイナリーオプション攻略法は、以下の記事で詳細を解説しています。
関連記事→バイナリーオプションのポンド円攻略法
時間帯攻略法⑤夜〜深夜(ニューヨーク市場開場/ゴールデンタイム)
次に、夜〜深夜の時間帯に適したバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
日本時間の21時半(冬時間は22時半)くらいになると、世界三大市場の1つ、ニューヨーク外国為替市場がオープンします。
開場中の21時〜早朝6時の時間帯は「ニューヨーク時間」と呼ばれており、
世界で最も取引量の多い米ドル(USD)、関連するユーロ(EUR)、ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)などの取引が活発になります。
バイナリーオプションにおいて特に狙い目となるのが、22時~翌2時頃(日本時間)の「ゴールデンタイム」です。
22時~翌2時頃までの時間帯は、世界で最も取引量の多いロンドン市場とニューヨーク市場、どちらも空いている時間帯です。
最も取引量の多い通貨ペアであるユーロ/ドル(EUR/USD)で大きなトレンドが発生しやすくなります。
この時間帯に、バイナリーオプションで順張りすると連続して勝ちやすくなります。
(※ただしロンドンフィックスの時間帯は注意が必要です。)
また、東京為替市場はクローズしているものの、ドル円(USD/JPY)は世界的に取引量が2番目に多い通貨ペアですので、
ニューヨーク市場がオープンしている間は活発に取引されます。
特に21時〜24時の時間帯は、ドル円(USD/JPY)で強いトレンドが形成される傾向にあります。
ゴールデンタイムのトレンド発生中に適した攻略法としておすすめなのが「押し目・戻り」を狙った順張りです。
例えば、上の画像ではトレンド中、3本の移動平均線を表示し短期移動平均線(赤)を抵抗帯として順張りしています。
以下の記事では、トレンドが発生しやすい時間帯で勝率が上がりやすい、おすすめの順張り攻略法をまとめて紹介しています。
関連記事→バイナリーオプションの順張り攻略法
時間帯攻略法⑥ロンドンフィックス
次に、ロンドンフィックスの時間帯に適したバイナリーオプション攻略法をご紹介します。
ロンドンフィックスとは、ロンドン市場における仲値決めの時間のことです。
夏時間なら23時、冬時間なら午前0時となります。
ロンドンフィックスの前後1時間は、ポンドやユーロといった欧州通貨の値動きが大きくなります。
具体的に言うと下の画像のように、ゴールデンタイム中に大きなトレンドを作っていた相場が、ロンドンフィックスに向けて反対方向に動き出す傾向にあります。
そのため、ゴールデンタイム中に順張りを行う場合は、このロンドンフィックスに気をつけなければいけません。
しかし、この値動きを利用したバイナリーオプション攻略法が存在します。
- 通貨ペア:EUR/USD
- 取引時間足:1時間
- エントリー時間:ロンドンフィックス前の1時間
(夏時間なら23時、冬時間なら午前0時) - エントリー方向:現在のトレンドと逆方向
例えば夏時間であれば、ロンドンフィックスの1時間前(23時)にチャートを確認し、上昇方向に値段が進んでいたら、ロンドンフィックスの時間帯には値段が下がると予想してLOWエントリーするといった具合です。
ロンドンフィックスを利用したバイナリーオプション攻略法については、以下の記事で解説しています。
関連記事→ロンドンフィックスを利用したバイナリーオプション攻略法
バイナリーオプションの予想がしづらい時間帯は?
ここまで、時間帯ごとのバイナリーオプション攻略法をご紹介いたしました。
為替相場は時々、予想できない動きをすることがありますので、全ての時間帯でご紹介した傾向が当てはまるとは限りません。
ここでは、特に予想がしづらくなる時間帯を解説いたします。
- 市場オープンの1時間後
- 経済指標発表後
予想しづらい時間帯①市場オープンから1時間
バイナリーオプションの予想がしづらい時間帯1つ目が、市場オープンから1時間くらいの時間帯です。
一般的に市場がオープンする時間帯は、注文が集中するため値動きが大きくなります。
中には先ほどご紹介した「ロンドン市場開場後のポンド買いを狙うような手法」もありますが、あれはHighLowスプレッドの高いペイアウト率を狙っていますので、通常の取引だと少々リスクが高くなります。
特に、世界三大市場がオープンする次の時間帯は大荒れしやすいため、注意が必要です。
取引市場 | おすすめ通貨ペア | オープン時間 |
---|---|---|
東京 | USD/JPYなどのクロス円 | 9時 |
ロンドン | EUR/USDなどのクロスユーロ | (夏時間)16時30分、(冬時間)17時30分 |
ニューヨーク | EUR/USDなどのクロスドル | (夏時間)21時30分、(冬時間)22時30分 |
少しずつ予想しやすくなるオープンから1時間後くらいに取引を行いましょう。
予想しづらい時間帯②経済指標発表後
バイナリーオプションの予想がしづらい時間帯2つ目が、経済指標発表前後です。
米雇用統計直後など「大きな経済指標」が発表された後は、順張り・逆張り関係なく市場が予測不能状態になる事が多いと言われています。
特に初心者の方は、経済指標が発表される日にちと時間帯を覚えておかないと、急激な値動きにビックリすると思います。
そのような経済指標の前後は、なるべくバイナリーオプション取引を避けた方がいいでしょう。
この対処法として、「ファンダメンタルズ分析」という攻略法があり、以下の記事で詳細を解説していますのでご参考ください。
関連記事→ファンダメンタルズ分析を活用したバイナリーオプション攻略法
勝ちやすい時間帯と併せて使えるバイナリーオプションおすすめ攻略法
これまで、バイナリーオプションで勝ちやすい時間帯について、トレードスタイル毎に解説致しました。
勝ちやすい時間帯を知ったら、次はチャートを見ながらエントリーポイントを探しましょう。
実は、今回ご紹介した勝ちやすい時間帯と併せて使うことで高勝率をキープできるおすすめの攻略法があり、それを現在期間限定で、無料公開しております。
なお、この手法で初心者が月に200万円以上の利益を叩き出した事例もあり、非常に有効な手法です。
また、人数制限はありますが、バイナリーオプションに役立つ特典もご用意しておりますので、まずはどんなものかチェックしてみてください。
時間帯以外のバイナリーオプションおすすめ攻略法
今回、トレードスタイル毎の勝ちやすい時間帯を狙ったバイナリーオプション攻略法を紹介しました。
時間帯によって逆張り・順張りどちらを適用すべきかが分かったら、チャート分析でエントリーポイントを決めましょう!
以下の記事に時間帯以外のバイナリーオプション攻略法についてまとめていますので、ぜひご覧になってください!