
目次
バイナリーオプションにおいて重要な経済指標とは
経済指標とは、各国の公的機関等が発表する、経済状況を数値化した指標です。
重要な経済指標の発表後は、相場が予想外の動きをすることがあるため、通常のテクニカル分析が通用しないことがあります。
経済指標には様々な種類があり、各指標によって相場にどのくらい影響を与えるかが異なります。
影響力の高い経済指標を事前に把握しておくことで、エントリーしてはいけないポイントが分かり、無駄なトレードを減らすことが出来ます。
このように、経済指標や各国の要人発言などから為替変動を予想することを「ファンダメンタル分析」と言います。
バイナリーオプションを攻略する上で非常に重要な要素なので、ぜひ覚えておきましょう。
詳細記事→ファンダメンタルズ分析でバイナリーオプションを攻略
特に知っておくべき3つの経済指標
ここでは、バイナリーオプションにおいて特に重要な3つの経済指標について、詳細を解説していきます。
- 米雇用統計
- 消費者物価指数
- GDP
重要経済指標①米雇用統計
雇用統計とは、雇用情勢を示す指標のことで、各国が発表しています。
米雇用統計はその中でも特に重要な経済指標で、発表後は為替市場が急変します。
上の画像は、米雇用統計発表直後のドル円チャートです。
突発的な値動きが発生しているのがお分かりいただけると思います。
米雇用統計で発表される項目は、「失業率」「平均時給」などいくつかの項目に別れており、基本的に前月よりも数値が良い場合、ドルが買われ、悪い場合ドルが売られる傾向があります。
毎月第1金曜日に発表されるので、バイナリーオプションを取引する際は忘れないようにしましょう。
重要経済指標②消費者物価指数
消費者物価指数も、米雇用統計ほどではありませんがバイナリーオプション攻略において重要な経済指標の内の1つです。
消費者物価指数は「インフレ率」と言い換えることもでき、インフレが進むことで、物価や給料が上がることで消費行動が進み、景気に良い影響を与えると言われています。
消費者物価指数は、「前月比から何%の増加」というような発表になります。
- 消費者物価指数が上昇する
- 景気がよくなると予想される
- その国の主軸通貨が買われる
という流れになります。
したがって消費者物価指数が上がった場合は「HIGHエントリー」、下がった場合は「LOWエントリー」が有効になると言えます。
重要経済指標③GDP
GDPとは「国内総生産」のことで、その期間でどれだけ経済が成長したかを表す指標です。
GDPは3ヶ月ごとに発表されますが、膨大なデータを扱っているため、1次速報と2次速報に分けられます。
GDPと為替市場の基本的な関係は、GDPが上がるごとに為替市場も上がり、GDPが下がるごとに為替市場も下がります。
- 景気が良い国は金融引き締めを行うため、金利が上昇する
- 資本は金利が高いところへ移動する
- 結果的にGDPが上がった国の通貨が買われる
という流れになります。
そのためGDPが上がればHIGHエントリー、下がればLOWエントリーが基本的な考え方になります。
しかしGDPが上がった結果、輸入過多になってしまい赤字が増えるという考え方もあります。
バイナリーオプションでは、GDP発表後に相場を見て、トレンドが始まる予兆が見えてからエントリーすることが確実かもしれません。
経済指標を活用したバイナリーオプション攻略法
では、経済指標を活用した具体的なバイナリーオプション攻略法について説明致します。
米雇用統計は毎月第一金曜日の発表と決まっていますが、他の経済指標については、発表時期が不定期だったり国によって発表のタイミングが異なります。
そこで、経済指標カレンダーを確認し、いつどのような経済指標が発表されるのか、事前に確認しておきましょう。
以下の3つは、経済指標カレンダーがあるサイトの一例です。
経済指標カレンダーがあるサイト
- Yahooの経済指標
- みんかぶFX
- ザイFX
下の画像は、「Yahooの経済指標」の経済指標カレンダーです。
星の数が多いほどバイナリーオプションにも影響が大きい経済指標であると考えられるので、星が3つある項目は把握しておきましょう。
下の画像は、先ほどもお見せした米雇用統計発表直後のドル円の5分足チャートです。
発表直後、大きく価格が上昇していますが、5分後には価格が下落しているのが分かります。
今回の攻略法は、このように「価格が一方向に動いた後は、それを調整するかのように反対方向に反発する」という特徴を利用します。
ここでは、反発ポイントを見るために「CCI」と「RSI」を使います。
CCIは「挿入」→「インジケーター」→「オシレーター」→「Commodity Channel Index」で表示し、レベル表示を次のように設定します。
CCIの設定
- レベル表示:160、-160
- 適用価格:close
- 期間:14
RSIの表示は「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」→「RSI」で、設定はデフォルトでOKです。(レベルは30と70、期間は14)
画像の赤枠の部分で、反発のサインが出ていることが確認できると思います。
エントリー手順は以下の通りです。
経済指標を活用したバイナリーオプション攻略法手順
- 価格が大きく動ききったことを確認
- CCIが160以上(または-160以下)であることを確認
- RSIが70以上(または30以下)であることを確認
- 反対方向にエントリー
以下の記事では、今回併せて使ったインジケーター「RSI」や「CCI」を活用したバイナリーオプション攻略法についてまとめておりますので、併せてご参照ください。
詳細記事→RSIとは?RSIを使ったバイナリーオプション攻略法
詳細記事→CCIを使ったバイナリーオプション攻略法
バイナリーオプション経済指標攻略法の注意点
今回は、経済指標発表後の「価格が一方向に動いた後、それを調整するかのように反対方向に反発する」という特徴を利用した攻略法をご紹介しましたが、
基本的にバイナリーオプションでは、経済指標発表時のエントリーは避けた方が良いです。
その理由は、発表後に相場が上昇するか下降するかは、プロのトレーダーでも予想することが難しいからです。
また、サインツールを使う時も同様に、例えサインが出ていたとしてもエントリーは避けた方が良いです。
一般的なサインツールはテクニカル分析を元にサインを出すため、ファンダメンタル要因には対応していません。
影響力の大きい指標発表や要人発言があったにも関わらず、サイン通りにエントリーしてしまうと大損する可能性もあるので注意しましょう。
詳細記事→バイナリーオプションツールの弱点を知って勝率UP!
経済指標にも対応した高勝率なバイナリーオプションツール情報はこちら
今回解説したように、チャート分析をする上でも、サインツールを使う上でも、経済指標を把握しておくことが非常に重要です。
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経済指標以外のバイナリーオプションおすすめ攻略法
バイナリーオプションでは、今回ご紹介した経済指標以外にも、「毎月5と6のつくゴトー日」などいつもと違う値動きを見せる日があります。
また、勝ちやすい・負けやすい時間帯などもありますので、状況に合わせて臨機応変に対応することが攻略への近道です!
そんな経済指標以外のバイナリーオプション攻略法については、以下の記事にまとめておりますので、是非ご参照ください。
経済指標を活用したバイナリーオプション攻略法のまとめ
