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バイナリーオプション攻略に使えるウィリアムズ%Rとは
ウィリアムズ%R(ウィリアムズ・パーセントレンジ)とは、アメリカの有名な投資家である”ラリー・ウィリアムズ氏”によって考案されたオシレーター系のテクニカル指標です。
ラリー・ウィリアムズ氏は、1987年に世界最大級のトレードコンテスト「ロビンス・カップ」で11376%という驚異的リターンを出し、世界にその名を轟かせました。
2023年現在もその記録は破られておらず、多くのバイナリーオプショントレーダーが彼の手法を参考にしています。
ウィリアムズ%Rは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは高い人気を誇る有名インジケーターです。
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つオシレーター系インジケーター6選
ウィリアムズ%Rの計算方法
ウィリアムズ%Rは、一定期間の最高値と最安値の価格幅から、現在の価格がどのくらいの位置にいるかを計算し、0%から-100%の範囲で表示します。
そのため、一定幅で価格が上下するレンジ相場のエントリーポイントを判断するのに役立ちます。
また他のオシレーター系インジケーターよりも反応が早いという特徴がらり、攻略の難しい30秒取引にもよく用いられます。
しかし反応が早いということは、その分騙しに遭う可能性も高いということです。
関連記事→レンジ相場におすすめ!バイナリーオプション逆張り攻略法
バイナリーオプションにおけるウィリアムズ%Rの見方・使い方
この項目では、バイナリーオプション攻略におけるウィリアムズ%Rの見方や使い方を解説致します。
ウィリアムズ%Rは上の画像のように、0%から-100%の範囲で数値が動きます。
数値が0近辺で推移しているときは買われ過ぎ、-100近辺で推移しているときは売られ過ぎと判断します。
バイナリーオプションにおいては、次の数値を使うことが一般的です。
ウィリアムズ%Rのエントリーポイント
- -20%を上に越える(買われ過ぎ)→ LOWエントリー
- -80%を下に越える(売られ過ぎ)→ HIGHエントリー
より根拠の高いポイントを探すならば、-10%や-90%で設定することもおすすめです。
ウィリアムズ%Rはレンジ相場で使うのがおすすめ
ウィリアムズ%Rはレンジ相場の逆張りで効果を発揮します。
下の画像はレンジ相場の5分足チャートです。
赤線と黄色線は、ウィリアムズ%Rが-20%及び-80%を超えたポイントです。
全てのポイントで逆張りエントリーした場合、赤線は勝ちとなり、黄色線は負けとなります。
高確率で反発していることが分かります。
このように、ウィリアムズ%Rの使い方は同じオシレーター系に分類されるRSIとほとんど同じで、シンプルで分かりやすいことが特徴です。
詳細記事→RSIを使ったバイナリーオプション攻略法
MT4でウィリアムズ%Rを設定する方法
具体的なバイナリーオプション攻略法をご紹介する前に、ウィリアムズ%RをMT4で設定する方法を解説します。
ウィリアムズ%Rのインジケーターは挿入→インディケータ→オシレーター→Williams’ Percent Range を選ぶと表示されます。
バイナリーオプション攻略に適したウィリアムズ%Rの期間設定は?
ここで設定する期間ですが、短くすればするほどウィリアムズ%Rの上下運動も激しくなります。
期間を短くしすぎると少しの値動きにも敏感に反応してしまい、騙しにあう可能性も高まります。
そのため、ウィリアムズ%Rの設定期間は14および21が適切だと思われます。
多く使われている設定数値は14ですが、移動平均線の期間と合わせる場合は21に設定しても問題ありません。
また、逆張りの基準となるラインは、通常-20%と-80%が設定されています。
この数値を変えるには、パラメーター設定の「レベル表示」から追加します。
-10%と-90%に設定すると、より根拠の高い反転ポイントの基準となります。
ウィリアムズ%Rを使ったバイナリーオプション攻略手法
ウィリアムズ%Rを用いたバイナリーオプションの攻略法をご紹介致します。
基本的にはRSIと同じような使い方となりますが、ウィリアムズ%Rの方が、より動きが激しいインジケーターですので、うまく使いこなしていきましょう。
次の2つの攻略法をご紹介します。
- 移動平均線+RSIと併せた逆張り攻略法
- ダイバージェンスでトレンド転換を見る攻略法
ウィリアムズ%R攻略法①移動平均線+RSIと併せた逆張り手法
最初にご紹介するウィリアムズ%R攻略法は、移動平均線とRSIを併せて使用します。
この攻略法の手順は以下の通りです。
- ウィリアムズ%R、移動平均線、RSIを表示する
- 移動平均線でレンジ相場であることを確認する
- ウィリアムズ%RとRSIの数値を確認してエントリー
①インジケーターを表示させる
まず初めにインジケーターを表示させましょう。
●ウィリアムズ%Rの設定
期間:21
レベル表示:-10と-90
●移動平均線の設定
期間:21
●RSIの設定
期間:14
レベル表示:30と70
②移動平均線でレンジ相場であることを確認する
次に、移動平均線を使ってレンジ相場を確認します。
上の画像のように、移動平均線が並行でかつ、ローソク足が移動平均線と離れていない状況において、この攻略法のエントリーチャンスが出てきます。
③ウィリアムズ%RとRSIの数値を確認してエントリー
レンジ相場であることが確認できたら、ウィリアムズ%RとRSIの数値を確認しましょう。
エントリーポイントは次の条件に合致した時です。
ウィリアムズ%R:-90以下
RSI:30以下
LOWエントリー
ウィリアムズ%R:-10以上
RSI:70以上
RSIとウィリアムズ%Rはどちらもオシレーター系インジケーターですが、それぞれ少しずつ特徴が違います。
その2つを組み合わせることによって、「ダマシ」を防ぐことができます。
もし、「移動平均線だけではトレンド相場の探知に弱い」と感じてしまう場合、ボリンジャーバンドを導入することでさらに勝率を上げることが可能です。
ボリンジャーバンドでバンドウォークが発生していた場合、トレンド相場だと判断できるためエントリーを未然に防ぐことが出来ます。
関連記事→ボリンジャーバンドのバンドウォークを活用したバイナリーオプション攻略法
ウィリアムズ%R攻略法②ダイバージェンスでトレンド転換を見る
ウィリアムズ%R攻略法の1つに、ダイバージェンスでトレンド転換を見る手法もあります。
ダイバージェンスとはローソク足の動きとインジケーターの動きが連動していない現象のことを言います。
上の画像のように、下降トレンドでローソク足と移動平均線が下方向に傾いているのに、ウィリアムズ%Rの数値が上昇しているような場合です。
トレンド中のダイバージェンスはトレンドの収束を意味します。
上昇トレンドに転換したら順張りに備えて攻略手法を変えていきましょう。
関連記事→バイナリーオプションで高勝率な順張りおすすめ攻略法
なお、ダイバージェンスの詳細とその他ダイバージェンスを活用したバイナリーオプションの攻略手法についてはこちらの記事をご参照ください。
詳細記事→バイナリーオプションにおける「ダイバージェンス」とは?ダイバージェンスで攻略
ウィリアムズ%Rと併せてさらに高勝率なバイナリーオプション攻略法
今回、ウィリアムズ%Rを使ったバイナリーオプションの攻略手法を2つご紹介しました。
しかし今回解説した方法以外にも、ウィリアムズ%Rと併せて使うことでさらに勝率を高めることのできる攻略法があり、それを現在はたけTV公式LINE@にて、期間限定で無料公開しております。
なお、この手法で初心者が月に200万円以上の利益を叩き出した事例もあり、非常に有効な手法です。
また、人数制限はありますが、バイナリーオプションに役立つ特典もご用意しておりますので、まずはどんなものかチェックしてみてください。
バイナリーオプションの裁量を身につけたい人におすすめの方法
バイナリーオプションにはウィリアムズ%R以外にも、様々なインジケーターを用いた攻略法があります。
しかし初心者の方が、一からその知識や裁量を学ぶとなるととても大変な作業となります。
「何から勉強したらいいか分からない」という方に、以下の記事では、正しい情報を正しい順番で「短時間」で学べるサービスを紹介しております。
インジケーターの知識だけでなく、バイナリーオプションにとって大切な「メンタル管理」や「資金管理」についても学ぶことができるので、ぜひご覧ください!