今回は、バイナリーオプションの「ゾーントレード攻略法」を解説します。
ゾーントレードは、通常のライントレードのやり方を少し変えるだけのシンプルな取引ですが、ライントレードにありがちな
- どこに水平線を引くか迷ってしまう
- エントリーチャンスが少ない
- 余裕を持った取引ができない
というお悩みが軽減できる手法です。
この記事では以下の内容を解説致しますので、ぜひご参考いただき、ご自身のトレードに取り入れてみてください！
【この記事でわかること】
- ゾーントレードとは？
- ゾーントレードを行うメリット３つ
- ゾーントレードの具体的な攻略手順
- ゾーントレード攻略に役立つおすすめインジケーター
- ゾーントレード＋αで勝率を上げる攻略法
なお、今回ご紹介するゾーントレード以外のバイナリーオプション攻略法は、以下の記事でまとめてご紹介しております。
関連リンク→バイナリーオプションのおすすめ攻略法まとめ
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目次
バイナリーオプションにおけるゾーントレードとは？
バイナリーオプションにおけるゾーントレードとは、「チャート上に２本のラインを引き、その間（ゾーン）にローソク足が入ったタイミングでエントリーをする取引手法」のことを言います。
通常のライントレードでは、チャートの高値同士（or安値同士）を結ぶラインを”１本”引くのが一般的です。
- 高値同士を結ぶライン：レジスタンスライン
- 安値同士を結ぶライン：サポートライン
しかし実際にラインを引こうとすると、抵抗体となりうるラインが複数あって「どこで反発するんだろう？」と悩んでしまいます。
その悩みを解決するのが、このゾーントレードという手法です。
ゾーントレードではラインを１本ではなく”２本”引くことで、抵抗体を広く認識します。
バイナリーオプションにおいては、より多くのエントリーポイントを探ることができるというメリットがありますので、知らなかった方はぜひ一度お試しください！
なお、ゾーントレードについては以下の動画でも詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
関連記事→レジサポラインでバイナリーオプションを攻略する方法
ゾーントレードを行うメリット
ここでは、バイナリーオプションにおけるゾーントレードのメリットを詳しくご紹介します。
①エントリーポイントが多くなる
ゾーントレードを行うメリット１つ目は、エントリーポイントが多くなることです。
通常のライントレードでは、ラインを１本引いて「価格がラインに達した時のみ」エントリーを行います。
しかし反発点が完全に一致するような場面はそうそうありません。
そんな時に無理やりラインを１本に絞ってしまうと、ラインの手前で反発するなどして、エントリーチャンスを逃してしまうことがあります。
②余裕を持ってエントリーできる
ゾーントレードを行うメリット２つ目は、余裕を持ってエントリーできることです。
上述したように、基準とするラインを１本に限定してしまうと、ラインタッチする機会がなかなかありません。
そのため、いざタッチした時に「チャンスだ！」と焦るあまり、他の根拠を確認せず即エントリーをして失敗してしまうことがあります。
バイナリーオプション攻略の本質は、１つの根拠だけでなく複数の根拠を持ってエントリーポイントを決めること。
ラインタッチだけでなく、ローソク足の形、インジケーターの数値、ツールのサインなど、他の根拠も揃った場面でなければエントリーするべきではありません。
より精度の高い取引が可能になり、バイナリーオプションの勝率アップにつながるというわけです。
関連記事→勝てるエントリーポイントを見極めてバイナリーオプションを攻略！
③メンタル面で楽になる
ゾーントレードを行うメリット３つ目は、メンタル面で楽にトレードできることです。
ここまで解説したように、通常のライントレードでは「ラインタッチした瞬間にエントリー」することになります。
しかしエントリーチャンスが少ないため、初心者の方はチャンスを見逃さないように、ずっとチャートに張り付いてしまう傾向にあります。
ゾーントレードであればラインタッチした瞬間を狙う必要がありませんし、取引チャンスも多いため、ストレスをかなり軽減しながらトレードすることが可能になります。
詳細記事→バイナリーオプションのメンタル管理術を初心者向けに解説
バイナリーオプションのゾーントレード攻略手順
ここでは、バイナリーオプションのゾーントレードを攻略する手順を、実際のチャートを見ながら解説していきます。
ゾーントレード攻略手順
- ゾーンは上位足チャートを使って引く
- ヒゲが長いローソク足にラインを引く
- 下位足チャートで価格がゾーン内に入ったらエントリーする
- ゾーンを完全にブレイクしたらエントリーしない
攻略手順①ゾーンは上位足チャートを使って引く
まず、ゾーントレードのラインの引き方について解説します。
下記のチャートはドル円の１時間足です。
バイナリーオプションのゾーントレードを攻略するには、取引する時間足の上位足チャートを使ってラインを引くことがポイントです。
何故ならば、時間足が大きいほど相場の大局観が分かるからです。
例えば５分取引をする場合は、15分や１時間などのチャートで反発点を確認し、ラインを引くようにしましょう。
ゾーントレードに限らず、バイナリーオプションの分析の際は、１つのチャートだけでなく複数の時間足を確認して分析することが重要です。
詳細記事→異なる時間足を見るMTF(マルチタイムフレーム)分析とは？
攻略手順②ヒゲが長いローソク足にラインを引く
次に、実際にラインを引く際の攻略ポイントを解説します。
下の画像の場合、レンジ内で反発している箇所がいくつかあります。
この場合、多くの方は下の画像の黄色い丸のローソク足の実体でサポートラインを引くと思います。
しかしそこで引いてしまうと、赤丸部分のようにサポートラインの手前で跳ね返ってしまうようなことが起こるわけです。
そこで、同じ部分で反発している「ヒゲの長いローソク足」（下の画像の青丸部分）に注目しましょう。
青丸部分では、１度前回の反発点まで価格を下げた後に反発し、最終的に実体の部分で終わっています。
この場合、ラインを引くのは次の２箇所です。
- １本目：ヒゲの長い陽線の安値（ヒゲの終わり）
- ２本目：ヒゲの長い陽線の始値（実体の終わり）
この２本のラインの間が「ゾーン」となります。
詳細記事→ローソク足のヒゲでバイナリーオプションを攻略する方法
攻略手順③下位足チャートで価格がゾーン内に入ったらエントリーする
１時間足でゾーンを引いたら、次は実際にエントリーする５分足のチャートを確認します。
下の画像では、ローソク足がゾーン内に入っていることが確認できます。
しかし、ゾーン内に入っただけではエントリー根拠として弱いので、併せてインジケーターの数値も確認しましょう。
反発点を見極めるには、相場の売られすぎ・買われすぎを見極めるオシレーター系のインジケーターがおすすめです。
ゾーン内で、インジの数値が下記のような反発サインを出していたら逆張りしましょう。
【ゾーントレードで併せて確認したい指標】
- RSI
→数値が70以上でLOW、30以下でHIGH - ストキャスティクス
→80以上のエリアでデッドクロス発生した時にLOW、
20以下のエリアでゴールデンクロスが発生した時にHIGH
関連記事→バイナリーオプション攻略に役立つオシレーター系インジケーター6選
攻略手順④ゾーンを完全にブレイクしたらエントリーしない
ゾーントレードは通常のライントレードと同様に、相場の動きに合わせて指標となるラインを修正していく必要があります。
そして、このゾーントレード攻略法は、価格が一定幅で動くレンジ相場を狙います。
そのため、ゾーンを完全にブレイクした場合はエントリーをしないのが無難です。
ブレイクアウト後はトレンドを形成する可能性が高いため、しばらく様子を見て、トレンド方向が明確になったら順張りの準備に備えましょう。
関連記事→トレンドの探し方・見分け方を知ってバイナリーオプションを攻略！
ゾーントレード＋αで勝率を上げる攻略法
いかがでしたか？
今回解説したように、ゾーントレードは通常のライントレードよりも余裕を持って分析することが可能になります。
これまでライントレードをやってバイナリーオプションの勝率が安定しなかった方は、ぜひ今回の手法をお試しください！
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