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バイナリーオプションの三川(トリプルボトム)攻略法とは
三川(トリプルボトム)とは、江戸時代より伝わるローソク足パターンをまとめた「酒田五法」のうちの1つです。
為替相場は、ローソク足が特定の形をしたときに「相場がこう動きやすい」という一定のパターンがあります。
その中でも、三川は相場転換(反転)の際に出現する代表的なパターンとして知られています。
チャートの中から三川の形を見つけることができれば、バイナリーオプションのエントリー根拠がより深まりますので、しっかり理解しておきましょう。
関連記事→チャートパターンでバイナリーオプションを攻略!トレンド継続(回帰)型とトレンド反転型の違いとは?
三川の分析法は主に2種類ある
酒田五法における三川のパターンは、大きく次の2種類があります。
②3つのローソク足を組み合わせたパターン(三川明けの明星、三川宵の明星)
おそらく「三川」と聞くと多くの方が「3つの谷を形成するパターン」を思い浮かべると思いますが、3本のローソク足で判断する方法もあるのです。
山川(トリプルボトム)、逆三尊、三川明けの明星は相場の底値圏で現れ、その後の上昇を示唆します。
三川宵の明星は天井圏で現れ、下落を示唆するパターンとなりますので注意しましょう。
なお、三川(トリプルボトム)以外の酒田五法のパターンは、以下の記事で詳しく解説しています。
バイナリーオプションに使える三川の種類を解説!
この項目では、バイナリーオプション攻略に使える三川のパターンをそれぞれ解説致します。
①三川(トリプルボトム)
バイナリーオプション攻略に使える三川のパターン1つ目は、最もメジャーな三川(トリプルボトム)です。
上の画像のように、下落相場の安値圏で「下降 →上昇」を繰り返しつつ、底値に3回タッチするローソク足パターンのことを言います。
上昇相場の高値圏で現れるローソク足パターン「三山(トリプルトップ)」の逆バージョンということになります。
詳細記事→三山(トリプルトップ)を利用したバイナリーオプション攻略法
三川(トリプルボトム)は三山(トリプルトップ)同様、3つの谷の高値を結んだネックラインを抜けたときに、価格が上昇する傾向にあります。
三川のような底値に3回繰り返すパターンはあまり出現頻度が高くありません。
そのためバイナリーオプションにおいては、ダブルトップやダブルボトムのような2つの谷でも底になる確率は高いと言われています。
三川(トリプルボトム)と似たパターンに「逆三尊」というものもありますので、以下より解説いたします。
②逆三尊(ぎゃくさんぞん)
バイナリーオプション攻略に使える三川のパターン2つ目は、逆三尊(ぎゃくさんぞん)です。
三川(トリプルボトム)に似ていますが、逆三尊の場合は真ん中の谷が1番低い形状です。
上昇相場の高値圏で現れる「三尊」の逆バージョンということになります。
先ほど紹介した三川よりも出現頻度が高く、同じくネックラインを抜けたときに上昇方向に転じる可能性が高いです。
③三川明けの明星
バイナリーオプション攻略に使える三川のパターン3つ目は、三川明けの明星(さんせんあけのみょうじょう)です。
以下3本のローソク足のセットになります。
- 1本目が大きめの陰線
- 2本目が窓を開けて十字線、または十字線に近いコマ足
- 3本目が窓を開けて大きめの陽線
三川明けの明星(さんせんあけのみょうじょう)の3つのローソク足をまとめると、実体が短く下ヒゲの長いカラカサのようなローソク足になります。
これは一度大きく下落したが、買い勢力の圧力に押し戻されていることを表します。
そのためここまで紹介した三川同様に、上昇に転じる可能性が高いです。
④三川宵の明星
バイナリーオプション攻略に使える三川のパターン4つ目は、「三川宵の明星(さんせんよいのみょうじょう)」です。
三川明けの明星と逆パターンで、以下3本のローソク足のセットになります。
- 1本目が大きめの陽線
- 2本目が窓を開けて十字線、または十字線に近いコマ足
- 3本目が窓を開けて大きめの陰線
これまでご紹介した三川のパターンと異なり、上昇相場の高値付近で現れていることがポイントです。
この3つのローソク足をまとめると「トンカチ」になり、買い勢力が弱まっていると判断できますので、下落のサインとなります。
基本的にバイナリーオプションでは、
・高値圏の長い上ひげ→下落を示唆
・安値圏の長い下ひげ→上昇を示唆
と覚えておくと良いでしょう。
もちろんその前提として「ローソク足がどのようにして形成されたのか?」ということを考えることが非常に重要です。
詳細記事→ローソク足のヒゲでバイナリーオプションを攻略する方法
バイナリーオプションの三川(トリプルボトム)攻略法
ここでは、バイナリーオプションを三川(トリプルボトム)で攻略する方法について解説致します。
攻略法①インジケーターで三川を見つける
チャート分析に慣れていない方は、「チャートを眺めていても山川が分からない、見つけられない…。」という方も多いと思います。
そこでオススメなのが、三川を自動で検出してくれるインジケーターを使うことです。
下の画像は、「Sakata-Gohou」という無料インジケーターをMT4に表示しています。
このインジケーターは、三川(トリプルボトム)以外の酒田五法のパターンも検出してくれます。
例えば下の画像では、下降トレンドの安値圏で「三川」が出現しています。
(見にくいと思いますが、ローソク足の下に「三川」と表示されています。)
Sakata-GohouはMT4に標準で搭載されているインジケーターではありませんので、配布サイトからダウンロードする必要があります。
以下の記事で、Sakata-Gohouのダウンロード方法や使い方を詳しく解説しています。
関連記事→バイナリーオプションツールSakata-Gohouの使い方
攻略法②他のエントリー根拠も加える
三川(トリプルボトム)のパターンを見つけても、「100%こう動く」ということはありません。
チャートパターンはあくまで1つの目安であり、実際にエントリーする際は他のインジケーターやサインツールを併せて使用し、勝てるポイントを探す必要があります。
攻略法の1つに、ボリンジャーバンドを併せる方法があります。
ボリンジャーバンドの±2σと±3σに価格が収まる確率は約95%以上と言われています。
そのため、2回谷を形成した後、ボリンジャーバンドにタッチし反転した場合、三川(トリプルボトム)を形成する可能性が高いと判断できます。
詳細記事→ボリンジャーバンドを使ったバイナリーオプション攻略法
2つの山を結んだネックラインを超えたとき、トレンドが転換したと判断できます。
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なお、この手法で初心者が月に200万円以上の利益を叩き出した事例もあり、非常に有効です。
また、人数制限はありますが、バイナリーオプションに役立つ特典もご用意しておりますので、まずはどんなものかチェックしてみてください。